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刑務所の混雑緩和を目指して先ごろ導入された仮釈放制度だが、
「犯罪者を早期に野放しにするだけ」という一部の反対論者の事前の
予想に反して、仮釈放となった受刑者の多くが身元保証人である家族に
よって監禁状態に置かれており、「塀の中」にいるのと何ら変わらない状況だという。
ペラ州では7月、仮釈放制度を適用されて麻薬所持の12人の受刑者が
釈放されたが、少なくとも7人が家族による厳しい監視下に置かれているという。
ある仮釈放者の過保護な両親は、彼が外出することも働きに出ることも許さず、
早期社会復帰という仮釈放制度に課せられたもう1つの目標に逆行する形となっている。
これは再犯(特に麻薬犯罪)を恐れる家族による仮釈放者を目の届く範囲に
留め置きたいとの意向が強く働いている結果だが、これによって仮釈放者は
保護観察期間(2週一9カ月)の間、家族の仕事を手伝うか家に閉じこもる羽目に
なるのだという。
ソース(マレーシアナビ!):
URLリンク(www.malaysia-navi.jp)