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3つ星レストランや六本木ヒルズの会員制クラブ、高級料亭で「勉強会」-。
総務省が12日に公表した2007年分の政治資金収支報告書からは、自民党総裁選候補者らのこうした「政治活動」の
一端も垣間見える。
報告書によると、麻生太郎幹事長(67)の資金管理団体「素淮会」は「ミシュランガイド東京2008」で最高の3
つ星を獲得した東京・銀座のすし店に4回通い、計約31万7000円を交際費から支出した。同店は昼夜ともコースは
約3万円。
グルメ雑誌編集者によれば「カウンター中心の超高級店。政治の話をする雰囲気ではない」。
六本木の有名焼き肉店に2回計約56万円、麹町の高級中華料理店に2回計約72万2000円を支出したほか、3つ
星フランス料理店や1つ星和食店なども。
また「勉強会」として、神楽坂の高級日本料理店に4回計約360万円を調査研究費から支出。同店は芸者がつく宴席
を3万円から用意。2月2日には、この日だけで同店などに約332万円を支払った。同店には06年も計約307万円
の支出があった。
石原伸晃元政調会長(51)の資金管理団体「石原伸晃の会」は、審査を受け100万円以上の入会金を支払わないと
会員になれない六本木ヒルズ内の会員制クラブに、5回で計約66万円を渉外費から支出。ほかに、ふぐ料理が売りの築
地の料亭を2回使い約42万3000円を支出、1つ星仏料理店や中華料理店の利用もあった。
与謝野馨経済財政担当相(70)の「駿山会」は、交際費として西麻布の高級中華料理店に約26万7000円、六本
木の仏料理店に約10万8000円などの支払いがあった。
麻生幹事長の事務所は「政治活動の一環で問題はない」と説明。別の議員関係者は「学者を招く勉強会をファミリーレ
ストランで開くわけには…。常識の範囲内で払うのは当然では」と話す。
石破茂前防衛相(51)、小池百合子元防衛相(56)の報告書には5万円超の飲食代の記載はなかった。また、民主
党の小沢一郎代表(66)の報告書も記載なしだった。
麻生幹事長は7月20日と12月26日、新宿区の大手百貨店に贈答品計約238万円も交際費から支払っているが、
詳細は不明だ。
時事ドットコム
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