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おととし8月、松山市で暴行を受けて死亡した、当時高校2年の男子生徒の祖父母が、
事件で懲役刑が確定した元高校生で、現在20歳の男に損害賠償を求めた裁判で、
松山地方裁判所は「暴行で死亡したのは明らかで損害を賠償する責任がある」と指摘し、
およそ8400万円を支払うよう命じました。
この事件は、おととし8月、県立高校2年だった松前町の池原雄太郎さん(当時16歳)が、
松山市内の河原で暴行を受けたことがもとで11日後に死亡したものです。
池原さんの祖父母は、傷害致死の罪で懲役刑が確定した当時、私立高校3年で、
現在20歳の男に損害賠償を求める訴えを、ことし2月に起こしていました。
きょうの判決で松山地方裁判所の高橋正裁判長は、「暴行で死亡したのは明らかで、
損害を賠償する責任がある」と指摘しました。
その上で「カラオケ店の前で「目があった」といいがかりをつけ、ひん死の重傷を負わせた。
闘病の末、池原さんはわずか16歳で命を絶たれ、将来への希望を奪われた」と述べて、
あわせておよそ8400万円を支払うよう命じました。
訴えを起こした、池原さんの祖父の道夫さん(59歳)は、「雄太郎に悪いところがないことが
認められて感謝しているが、判決が出ても心が休まることはありません。被告は判決の
内容を誠実に実行することが遺族への謝罪につながると思います」と述べました。
ソース:NHK松山放送局
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