09/01/26 16:40:21
総合人材サービス会社で東証1部上場だった旧グッドウィル・グループ(GWG)による
人材派遣会社の買収に絡み、GWGが支払った883億円のうち約380億円が取引を仲介した
ファンド運営会社ら3者に流れていたことがわかった。
実際の買収価格は1株あたり96万円だったが、運営会社は倍以上の231万円と提示。
GWGを欺いて、買収に乗じて巨利を手にしていた。
GWGの開示資料によると、同社は2006年10月、業界大手の「クリスタル」を買収するため、
別のファンドを通じて「コリンシアン投資事業有限責任組合弐号」(コリンシアンファンド)に
883億円を出資、同ファンドがクリスタルの創業者から取得した同社株91%分のうち67%分を
手にして子会社化した。出資のため、みずほ銀行から871億円の融資を受けた。
関係者によると、契約書に記されたファンドの組合員(出資者)はGWGのほかファンド運営会社
「コリンシアンパートナーズ」、格闘技団体代表、投資事業会社の元代表の3者。