09/04/25 02:24:54
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亀だけど。キャストの場合、サフ吹き処理を最初から行うのは、個人的にお勧めしない。テンプレにも
あるように、常にキシレンが揮発してるのがキャストという素材だから、揮発が全くのゼロになるのは
無理でも、ある程度「そのまま放置する」のが望ましい。サフ吹き処理は、人で例えるなら、汗腺を
塞いで汗が出ないように化粧するのと同じで、キシレンの揮発を阻害するから、塗装面が浮いたり、
キャストの収縮に伴うひび割れを助長させてしまう。余分な汗は、出せるだけ出してしまうに限る。
それから、荒療治ではこんなやり方もあるそうだ。それは「流水に数ヶ月間ずっと晒す」というもの。
これは、自作ルアーでのキシレンを抜く方法。魚は臭いに敏感で、徹底的にキシレンの刺激臭を
抜く必要がある。この「灰汁抜き」を経て、初めてルアーの素材として使えるんだって。無茶苦茶
に思えるけど、理に適ってはいるね。塗装する事を前提にするなら悪くないかも知れないな。