09/01/19 10:24:56
>>165続き
ただしどんな方法だろうが、絶対に無加工のプラ表面と削った/磨いた部分が同じ質感になる事はない。
プラの表面は顕微鏡レベルで見ると半球状の凹凸を無数に付ける事で艶の加減を出す。
ヤスリもコンパウンドも細かい平行線状の傷を付けるのに変わりはない。
実も蓋も無い言い方をしてしまうと、全体を磨いて同じ状態にしない限り質感は均一にならない。
昔のツルテカだったドール素体の艶を無塗装で落とす時には、それこそ指の先まで全部ペーパー掛けした。
ペーパー掛けだけで艶をコントロールするにはコツも要るので、文字では説明不能。
ある程度まで磨き込んだら、なるべく元のプラ表面に近い艶のクリアラッカーを
全体に吹き付けてしまうのが一番無難かもしれない。
ただし缶スプレーは「艶消し」「半艶消し」「艶あり」程度しか選べないので、
適当な所で妥協するしかない。自分で艶の加減を調合して塗るにはエアブラシ塗装用具が必要。
工作慣れした人間でも結構大変な作業なので、指にマメが出来たぐらいでへこたれない!
ぐらいの根気と熱意で頑張って下さい。