08/12/19 08:58:25
>>789
>一戸建て住宅なんですが冬になって乾燥すると柱が乾いて
>劣化するのではないかと思いニスなど塗って保護しようかと思ったのですが
確かに劣化はする。しかしそれは劣るのではなく「風味」「風情」「味」などと呼ばれる類だと思う。
柱というのだからおそらく「和室」など、見えている部分の柱だろう。
それらはカンナ仕上げ、つまりツルっとした表面のはず。 そういうのを素地仕上げと呼んだりする。
手垢が付いたり調理のアブラ、昔は囲炉裏の煙でいぶされて真っ黒になったりした。
そういうところは新品よりもむしろ傷がついたり色が付いてるほうが風格があるように思える。
で、そもそも乾燥すると痛みやすいのかというとそうでもない。風雨にさらされている神社やお寺のむき出しの柱なんかは
確かに痛んでいるところも多いが数十年単位の話。人間が1世代の間に建て替えられる住居とは違うわけだが。。
室内でひどく日光にさらされる場所以外なら和室の柱に使えるワックス。
すでに劣化が始まっているならキシラデコールなどの着色と保護剤かねた塗料。(室内でもOKだっけな?)
風雨にさらされる柱なら油性塗料による塗装。
避けるべき仕上げ
ニス(これは必ずボロボロに剥げる)
水性塗料(楽だがツヤや天候に弱い、つやがない)
木材用ではない塗料(密着性が悪かったりひび割れが起きる)
と、こんな感じ。劣化の具合、場所(環境)、希望する仕上げや予算で選択肢多数。