09/01/05 23:48:15 /yyyUTQ8
>>848
クランプ等で固定するのも当然アリだけど、かなりがっちり固定しないと歪んじゃうよ。
鉄が歪む力ってかなり強いからねぇ....
溶接で歪む分は予め逆歪みを付けて溶接します。
仮付けで計算以上歪んだらハンマーで叩いたり手で曲げたりして直します。
後は歪みが出ないような順序で溶接していきます。
両面隅肉溶接する場合は仮付けしてない面から溶接するのは基本。
また歪みを抑えるように考えて仮付けするのも基本。
それでもどうしても歪んじゃう場合にはガスで炙って歪みをとります。背焼きとか。
正直、本溶接よりも仮付けの方が奥が深くてむずかいしよ。
溶接の良し悪しは開先加工と仮付けで殆ど決まります。
>>849
叩いて修正できないほど仮付けするのはやりすぎ。
修正できる程度でなおかつ簡単に取れない程度にするのが正しい仮付け。
確かに手棒で面無しの仮付けは慣れないと難しいっすね。
半自動だと材料抑えながら上手く左手でトーチを隠して仮付けできるから楽だけど。
プロの世界だと小物類の仮付けは基本面を使いません。
造船とかで大物の仮付けの時は面使うけど、対象物を手で押さえながら、ってないからなぁ。
材料が軽くても数百キロあるからレバーブロックなんかで固定。
仮付けするための仮付け、ってのもやるし。