09/07/17 05:21:55
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パトリス・マイケルズのCDを発掘。聴いた。
マギー・テイトの戦前の録音でしか知らなかった華奢で清楚なハチスズメ。
そりが、まろまろにみずみずしいアルマタデマの色彩感を持つハチスズメに
なったとたん 旋律が醸成されその甘やかな美貌に脳みそメルチーラヴ。
フランス語にがてだけどがんばってキリのいいとこまで訳したよ。
これね、アメリカ映画のなんちゃって日本人とやってること同じで
南国に行ったことないけど南国趣味なフランス人が書いた詩だから
なんかハワイと中国とインド混ざってる感じなんだよね。
だから爺もなんちゃって擬古文体で許されると思う。
花緑青の蜜鳥 其は丘の王
露と清しき陽光を見やり乍
千刻の小草を織り設へり鳥栖の許
涼々たる曙光が中空を漂うが如く
蜜鳥は近傍の泉へと急きはためける
海神のさんざめきを奏づは琅かん
朱槿は翻と綻びぬ
馨香は心奥にとづ給ひて芳烈
黄金の花弁の畔に舞い降つたれば
薔薇の酒盞より愛の蜜をしとど飲み干せり
然れば孰れ尽るるに気は及ばず
花諸共朽ち果つらむ
フランス語ってポップスだと字余りな印象あるんだけど
クラシックだと流暢に聴こえるんだよ。なぜだか。
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