09/01/11 17:08:52
「早く来いよ、何やってるんだよのび太!」
少しイラついたジャイアンの表情が可笑しい。
しずかちゃんの少し心配そうな表情が見える。
目が合った瞬間、少しだけ心臓の辺りが疼くのを感じた。
表情は変えない…その自分の冷静さにのび太は少し驚きながらも、決して歩みを速めない。
そのような自信が何処からか湧き出てくるのが、自分でもおかしかった。
「遅いよのび太。掃除の時間もサボって何やってたんだよ!」
ジャイアンが目の前で怒鳴る。
そういえば北校舎階段の掃除当番だったよな、と思い出した。
「あの、ちょっと調子が悪くて保健室で寝ていたんだよジャイアン。ゴメンね」
いつも通り、少したじろいだ表情をとってみせる。もちろんこれは演技だ。
自分をこれほどコントロールできることが、ちょっと嬉しかった。
「だいじょうぶのび太さん…?」
しずかちゃんが心配そうに見つめる。その視線が痛い。
僅かに微笑んで頷き、なるべく目を合わせないようにする。
心のどこかにあるやましさが、のび太の心を疼かせる。
「で、どうしたのみんな。勢ぞろいしちゃってさ?」
と言い掛けたところ、ジャイアンがのび太の腕を掴んだ。
「ちょっと来いよ。これからみんなで相談があるんだ…」
「…なあ、おかしいと思うだろ、のび太」
話が終わると、ジャイアンはそうのび太に話しかけた。
いつもはのび太を冷やかしにかかるスネ夫が、今日は珍しく静かだ。
みんなの顔もどこか深刻そうで、笑い声を上げるやつは一人もいない。
馬鹿げている、そうのび太は思った。
てっきりしずかちゃんのブルマが無くなったことを問い詰められるのではないか、と疑ったからだ。
あれは自分の目の前で、茉莉子先生が燃やして捨ててくれたし、ばれる心配はないのだが。
ヒマをもてあまして身勝手な妄想を膨らましてるだけじゃないのか。
そんなヒマがあったら、別にやることがたくさんあるんじゃないのか?
「でもね、のび太さん。私の身の回りでも変なことがあったの…」
と、しずかちゃんは泣きそうな顔で話だした。
そもそも出来杉の話も常軌を逸している。
20:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/11 17:11:59
(※以下、事件内容はまだ未定)
「何かあるに違いないよ…」
出来杉くんはみんなに向かって言った。
「ボクはこの事件を少し調べてみたんだ。あまりにもヒドイ事件だったし、何か異常な感じがしたからね」
こればかりはいつもの出来杉くんだ。
「この事件が集中して起きているのはそう、この富士見町を中心とした辺りだったんだよ。」
そう言って出来杉くんは地図を広げた。
地図には赤や青のマジックで方々に丸や三角の印がつけられている。
出来杉くんによれば、それは事件の発生場所だそうだ。
様々な模様に描き分けされた印は、事件の内容と起こった時期を分類したものだという。
それを一つ一つ指差しながら、出来杉くんはご自慢の自説の滔々と説いている。
周りの同級生たちも、食い入るようにその説明を聞いている。皆真剣だ。
見ればしずかちゃんも真剣な眼差しで、出来杉の説明に聞き入っている。
(余計な事を…)
とのび太は思った。
頭が良すぎて宇宙から電波でも受け取ったんじゃないか?アホらしい。
そんなの俺たち小学五年生がどうこうしたところで、どうにかなるわけないだろ。
のび太は一応聞くフリをしながらも、どこか醒めていた。
麗らかな春の日差しの中で、浮かれたように熱心に語り合う少年少女たち…。
そんな中で一人のび太だけは、茉莉子先生との逢瀬を思いだしていた。
「…よし、決めたぞ!」
突然ジャイアンが叫んだ。 びっくりするのび太の目の前で、ジャイアンは土管の上に飛び乗り、みんなの方を向く。
「俺たちでこの事件を解決しようぜ!」
そうジャイアンは宣言した。
みんなを見つめるジャイアンの目は、溢れ出る正義感で漲りキラキラと輝いている。
固く握られたこぶしを天に突き上げ、戦いへの決意を露わにしていた。
そんな姿を澱んだ瞳で見上げながら、のび太は溜め息をついた。
(解決するって何を?戦うって何と?少年探偵団って何の冗談だ?…馬鹿馬鹿しい!)
こんな阿呆なこと、必ず誰かが反対する、そうのび太は期待していた。
というより、この馬鹿げた思いつきを誰か笑えよ、のび太は周りを見渡した。
すると…「そうだ!」「ジャイアンに賛成!」「俺たちが事件を解決しよう!」
のび太の目の前で彼らは口々にそう叫び出す。
拳を振り上げ、口々に戦いを叫ぶ少年少女たち。
その異様な姿は、平和で平凡な日常とは明らかに乖離している。
21:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/11 17:13:27
ふと出来杉と目が合う。
彼の目は不思議なほどに爛々と輝き、まるで光を放っているようだ。
普段の知的で冷静な優等生とは思えない、どこか熱を帯びたその表情にのび太はたじろぐ。
真っ直ぐに刺すような視線がのび太の注がれる。
まるで獲物を狙う捕食獣のような、鋭い視線だ。
のび太は思わず目をそらした。何かを見透かされているような、そんな気がしたのだ。
周りの同級生たち…中にはのび太が名前も知らないような、別のクラスの人間まで集まっている。
彼らは土管の上で仁王立ちするジャイアンに、興奮した視線を送る。
何かがおかしい、何かが。
今まで過ごしたありきたりの日常が、どこか狂っているように思えた。
そういう意味では、出来杉は正しいのかもしれない。
午後の授業を抜け出し茉莉子先生と二人で過ごしている間に、のび太の住まう世界は何かが変わったように見えた。
22:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/11 17:40:31
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::ヽ_/::l rヘ::::::::::l ′ |::lイ::||::|
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ヽ、ノ `7ー'´ __.........__ {
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23:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/13 19:21:20
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i" `'ヽ `ヽ ,/ ,-'"i /ヽヽ /"`ヽ 'i ' |!
24:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/14 19:39:43
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25:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/15 01:16:41
『尾崎豊物語番外編 壮絶!アナル開発調教』
「紳士淑女の皆様、お待たせいたしました…これからこの巨大なディルドを、この肉便器男のケツにぶち込みま~す!」
ガチムチマッチョの女王さま、見城徹がそう叫ぶと、客席は一気に沸いた。
それを一礼して受ける見城…巨大な胸筋がブルルンッ!と弾む。
尾崎の尻に向き直った見城は巨大なディルドを手で掴むと、尾崎の肛門に先端をぴたりと当てた。
同時に「ウリャ!」の掛け声とともに一気に腰を押し出し、尾崎の肛門内にディルドをぶち込む。
「うぎゃああー!」尾崎は絶叫した。
凄まじい激痛が全身を突上げる。
覚醒剤で痛覚神経を沈静させても、括約筋が引き千切れる痛みは想像以上だった。
塗りこんだローションも意味を成さないほど、見城の肛門調教は過酷だった。
ブチブチブチっ!と尾崎の肛門括約筋の筋繊維が引き千切れてゆく。
熱き血潮は腸内を伝い、腿を流れてステージ上に流れてゆく。
しかし気持ちいい! 痛いにも関わらず、尾崎は同時に快感にも目覚めていた。
肛門を虐められると同時に、見城が尾崎のペニスを手コキし始める。
尾崎のペニスは熱を帯びて膨張し、痙攣し始めた。
見城の図太い指の腹が、尾崎の亀頭の縁を巧みにこすり上げる。
その痺れるような快感が尾崎を刺激し、肛門をより引き締めてゆく。
「ああっ…あああっ!」
遂に限界に達した尾崎は、短い喘ぎとともにステージの床に向かって精液を放出した。
しかしそれでも快感は止まなかった。
見城のディルドが肛門をかき回すたびに尾崎は喘ぐ。
尚も手コキを続ける見城の巧みな技に反応し、再び勃起を始めた。
「素敵だな、尾崎…。もう、こんなにしちゃってw」
見城は目の前で喘ぐ尾崎の痴態を見下ろし、嘲るように笑った。
肛門から血を垂れ流し、四つん這いで悶え泣く尾崎…それは完璧に調教されたマゾ奴隷だ。
ここまで尾崎を調教してのけた見城の手際に、客席で自慰をしていた須藤は軽く嫉妬を覚えた。
その須藤の嫉妬を感じ取りながら、見せ付けるように尾崎の肛門をかき回す見城。
そして激痛の快感の波の中で、尾崎は遂に失神し、同時に失禁した。(了)
26:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/15 05:06:08
_ -─ ¬く  ̄ ‐- 、
/ _==-ミァ-─‐-、 \
/ , ‐''" \ \
/ / / | \ ヽ
/ / / / / || | i ヽ i
i / / / / / / || || |│ |ノス
|// / /___, -一ァ| /! |ト、|│ | | く」
|,-‐¬  ̄---┘'7 |! ハ! |,、-┼十|! | | |
, -‐ ''" し' '´_ /,ィ二l |ト、/!ヽト、\_ヽ!|!l | ハ |
,r/ __ ,イ|リ ヾハ! ヽ! ,ィ⌒ヾミリノ!/リ |
/ ||ヽ -' / ̄ )` __ |ヒノ:} '` ,イ/ | |
,r ' ヾ、 ,-、____ , イ ̄,r==- ==-' レ' /| |
/ ヽ `ーソ ' | |ト、,ヘ ′"" "" / / || |
. / \_ / | ハ ヽ`゙'ヘ ' '__. ィ / / | | |
/ / / | ヽ 川\ ヾ三ニ‐'′//! | | | |
/ / / 八 \川| |`ト- .. __ , イ‐ァヘ | | || |!
/ / / / \ \ 「`ー- 、 / .〉 ト、| ヽ、
,イ /-─=¬ニヘ、_ \ 厂\ 厂ヽ /!| | `ー=ヘ
-‐  ̄ /─ '  ̄ ├- ヽ\ \ノ\ \ 人 ハ!ヽ || |-┤ ヽ
/ /!‐-- | |\ ト、_`ヽ oヽ ト、! || |‐┤- ヽ
// 〉 __ / ├‐- || | 川-‐ | | 厂7! ハ! ├:┤  ̄ヽ
/ / ー ─  ̄ ├‐- リ || ハ!ヘ | | ト┤|/′ ヾ,┤ ゙i_
27:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/15 20:34:22
ト _ハ
│ `\ /ノ ヽ
│ ヽ\ _______/ノ ヽ|
│ λ \ /ノ │
│ 」 亅 `/ ノ / |
/ ソ ノ /彡 丿',
/ / / ',
/ / / |i | ヽ i ',
/ / / | | | | ', | |
/ | | | | i| | | | |
i| | イ「「`ト | | | ィTTナ ト 、_ | | | |
|| | | | |レr=ミ|i | | | | |__|__| `| |_」_ | |
|i |从 |〈 ト::::::} i| 「/厂`ト、/| | - V i |
Ⅳ |i| 代_リ |.{ ::::::}|〉| |^ヽ | i |
| | ゝ‐' 辷ーヅ | |_ノ.ソ i |
| | i|:::::::: ' ::::::::: | |イ | /i |
| i | \. 、_ _, /| // | / レ'
|\ |厂/ヽ、 , イ / /∧\|i
乂 \| / __ > 、_ . ィ |/|/从 | |::| ̄ ̄ ¨ ヽ、
n_ ,,.ム<゚<>゚ヽ ト、 ヽ _ | |::| トr― 、____
r ‐し:::/ }:::::::::/ | ヽ r‐ '´ / // / ト-<: : : : : :入_
| 、入::::' ,__ム.斗ヤ', / // / トミヽ、` <: : : : :./入_
∨ _└、::レ<´ | ヾ\ / // / | \:.:.\ `<: : : : : :\,''"',''"'''"'ヾ〟
レ' \ Y } ', ヾ \_i:_/ / / ∧ \:.:.\ ∨―へ '"''ヾ〟
/ \ |_} | ', `ヾ ニニニ - ' / / | V:.:.ヽ. ∨: : : : : |\ ゞ ''"'ヾ〟
ヽ、 >ヘ、_}. | |\ ./ / | |:.|:.:.:| |― 、|: : | 丶 '"ヾ〟
\ ヽ | | `‐r‐<.._ / ./ | /.:.::./ |: : : : : :| \\ ゚ ゚ ヾ〟
\__, |二ニi |___ヾ >、/ー' | >'//::.:/ | \: : /: : : :∨\ ゞ ヾ〟
ノ | / く_ 入 ヾ ト、 |‐ ¨ /:.:.:/ /: : :.∨\: : : :.',: :/ ヾ〟
. / | /\: :\.トヾ\_____,/|___//::./ イ: : : : :.|: : :.|: : : :∨〟 ゞ゚ ヾ〟
| / |: : : : :\/:| \_____/―‐r┴ ' _. ィf: : /: : |: : /: : : :|\/| "'〟 ヾ〟
| / ∨:./:.く: / /\__\_ア:.T:√: : :./: : /:./ ∨: : : : :|: : : : | '〟 '〟
28:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/16 00:29:50
‐-、 ヽ
,..-.;:=:.:.:_:ヽ)ノ__
,..-‐./:;.:'..:.:/::.、::、:、:! `ヽ
/.:::r‐l::;'...:.,.'....:.:.:.:.:.:.:.:.:l
l.:::::l r.l:.l:::i:.:!.:i.::i.:.::.:..:.::l
,.-=‐'、ー-‐l、!:i:;:!::i::l:.ハ:/:l:ノ:.lj
l ヽ',l:l ヽ:lリゝヾ:!,lノノ::.:ノ
l、 、j l:l ヽ!::.-‐..l´,!:./
l 〉. `!.l:l l:::|. l:|ゝ"
. l `、 `、:L....」:l,.._」:| l
____l :i丶 ..::} ̄「ー=‐-' l
_ -´{_____',:i `、. 丶 }´{ ノ l
{_ -‐i ,r'... 丶 `、. |´ | ',
| i ,.'/ l `、 ゝ、_ ', _,..、!
| i. // l y'´ '-r'__..、_`〕_
| i /.,' l __< _,/´ 、、ヽゝ_、`i
| i. ,' { _,.-‐ 'i. ,.゙>─` ´゙ー- '`ヽ-..j
| i j‐/:i: :::i :i:、/ } `、
| i /:i :! :i ::i/ 、 l !
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|_ . 」__'ー/__」_ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l-─‐-、! _ l
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29:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/16 20:58:48
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/::::::_,,、-'ニv=v‐v〈`ト、.|、l;ハ|ヽ!`' ト|,ヽ,/::::::、トヽj:/:::::::::
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´ ヽ,! ヽ!ヽ!`' 、ト!ヾy'::::::,、ト、゙!`Y/:::::::/
゙i,`;/,、 ト|ヽj゙し'":::::/
30:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/16 21:02:12
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31:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/17 19:33:20
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十 / :/ フイ:{ ` 廴.ツ ァ=ミ}/:/:.リ:.:.| |
/ :人 {| :i xx ん`} i}/ィ/:}:. | |
/ / .:.:`l :{ ' 廴ツノ/ }:./从|
}/ .:...:./| 从 ー 、 , xx ムノ/ !
_人_ ノ:.:, ≦ミ| :{:.:〉、 ノ|:.: | ___ 人 ___
`Y´ // |:lノ ` __ . ≦丁|:. : `Y´
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/ _ イ ハ ` rヽ廴_:.:.:l:.:| :| l
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、 く/ .:.:/i:.:.:| ノ:| ノ i.:.|:.:.: l } !
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}ヽ. /´__, l .′ /| |:.l:.:. l ||
ノ / >‐<´ ノ} / /_:ノ |:.|:. |l |
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/ ノ´ / / } / ヽ ヽ:.:|:.:.:.:}:.:.:.|:.:.:.l:.:| ノ | |
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ヽ、 / \ `~ー'′ |rー',、_ |V }.:./}:.:./丁: Vイ
32:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/19 21:30:09
『ヘイドレクの物語 欠落した部分』
①
「はっ!」
ヘイドレクは起き上がった。まったく見知らぬ風景が、ヘイドレクの周りに広がる。
一面お花畑…芥子の花と食虫植物がたくさん植わった謎の花園だ。
宙を舞う毒虫たちが、ヘイドレクの弛んだ肌を次々と刺し、花に集った毒蝿が食虫植物に食われている。
空は桃色の雲で厚く覆われ、時折そこから黄色っぽく濁った雨粒がパラパラと振り落ちる。
空気全体が硫黄臭く、独特の硫化水素臭がヘイドレクの蓄膿ぎみの鼻を突く。
「ここは一体、どこなの?」
気づけば全裸。というよりも全裸は殆どヘイドレクのユニフォームと言ってよい。
そんな軽犯罪的な格好のまま、ヘイドレクは立ち上がった。
するとどうであろう、遠くから鋭い爆発音が響いた。
同時に爆風のような風が吹き抜け、空を覆う桃色の雲を薙ぎ払った。
「うわっ!」
ヘイドレクは思わず腰を抜かし、地面にへたりこんだ。
少し脱糞してしまったことは秘密だ。
爆発音がした方向から、様々な破片が飛び散ってくる。
人間の臓物や引き千切れた手足が、ヘイドレクがへたり込む辺り一面にも飛び散り、血飛沫を散らした。
赤紫の芥子の花が、どす黒い人間の生血で染まる。
するとどうであろう、地面のあちらこちらから湧き出てきたムカデやヤスデたちが、その肉片に群がった。
長い牙を剥き出しにして、人間の死肉を引き千切って喰らう毒虫たち。
―ここは天国なのか?
困ったときはオナニー。それがヘイドレクの掟だ。
本当にこんなところに来るとはヘイドレク自身も思っても見なかったのだ。
死臭の漂う極彩色の花園で、自らのペニスを至極ヘイドレク。
呆けたようなマヌケ男ごときに、ここに送りこまれた本当の理由など分かりはしない。
そう、それは陰謀…遥かなる神々の仕掛けた、人類の存亡に関わる壮大な陰謀だったのだ。
33:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/19 21:31:15
②
ピンク色の雲の切れ間から、黄金色にキラキラと輝く陽射しが差し込む。
するとどうであろう、蕾を硬く閉じた棘だらけの蕾が、ゆっくりとその花弁を押し広げたのだ。
まるで血そのもののような朝露を垂らしながら、毒々しい赤紫色やオレンジ色の花びらが広がる。
生臭く、むせるような芳香が、いきなり周囲に漂った。
その香りはまるで魔法…生きるもの全てを酔わす、魅惑の甘い香。
「ああっ、あううっ!」
ヘイドレクは思わず唸った。貧弱な想像力の中に眠りこける歪んだ官能を呼び覚まされてしまったのだ。
小学校低学年の少女たちへの偏愛や、ホラーやファンタジーの作家になれるとの勘違いも甚だしい思い込み。
腐りかけたヘイドレクの脳髄を、そのような妄想の絵巻が渦巻いてゆく。
まるで地獄絵図…いや、極楽なのか?
そんな中でヘイドレクは、いつしか自らの妄想に酔いしれてゆく。
目の前に、ヘイドレクが憧れた小学五年生の美少女・詩織ちゃんが微笑んでいる…。
詩織ちゃんは、そのままヘイドレクに寄り添い、愛くるしい笑顔を見せた。
もちろん現実には、そんな少女など存在しない。
花の芳香に含まれるアヘンとかヘロインとかに似た成分が、脳神経をチリチリと刺激し生み出した幻覚だ。
だが、それで充分だった。
ヘイドレクのペニスは、もうビンビンだった。
目を瞑ったまま両手でペニスを弄繰り回すヘイドレク。
彼の瞼の裏には、幻覚の中で踊る美少女・詩織の、スカートの裾から覗く素足が映し出される。
興奮のあまりヘイドレクは傍に落ちていた名も知れぬ兵士の死体を抱きしめた。
その死体…腐って腐臭を放ち、腸がはみ出て、そこに無数の芋虫が集っている…を、己の股間にこすりつける。
液化した腐肉が、グチュッと粘液質の音を立てて、ヘイドレクの小さめのペニスを押し包む。
肉に集っていた芋虫たちが、ヘイドレクの肌を這い回り、小さな毒針でチクチクと刺す。
―ああ、最高だ!たまらないよ!
その刺激すら、今のヘイドレクにとっては快感そのものだった。
34:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/19 21:31:52
③
ヘイドレクは妄想の中で、この世に存在すらしない美少女のスカートの裾に手を差し入れる。
だが幻覚に過ぎない美少女・詩織は、可憐に恥じらい、少し顔を赤らめて目を背ける。
そのしぐさに、思わずヘイドレクは唸った。
そう、屑の人生を歩み続けたヘイドレクが、長らく憧れ続けた光景だ。
ヘイドレクは微笑んだ。もちろん思い切り気持ち悪い笑顔で。
もう一度、妄想の中の美少女・詩織を抱き寄せた…残念ながらそれは、腐って肉のこそげ落ちた兵士の死体だが。
そのまま詩織ちゃんの頬にキスしたのだ…残念ながら兵士の死体の、剥き出しの尻の肉であるのだが。
ヘイドレクの唇の周りに、腐肉から滴り落ちる粘液がこびり付く。
それを舌で美味しそうに、ヘイドレクは舐めとる。
右手は、もはや己のペニスすら握りつぶしそうだ。
―も、もう逝きそうだよっ!
幻覚の美少女・詩織を組み伏せ、その衣服を手で掴み、そのまま剥ぎ取ろうとして…ああっ!
その瞬間だった。
突然、周囲の花たちは、謎の黄色い粉を吐き出し始めたのだ。
まるでタバコの煙を吐き出すように、全ての花たちがその花弁を僅かにすぼめ、それらを空中に解き放った。
それはピンク色の瘴気と交わり、徐々に虹色の春風の中で渦を巻き始めたのだ。
とたんに辺りの様子が一変した。
大量に漂う花たちの花粉が、いつしか虚空に満ち溢れ、柔らかな日差しを遮った。
地平線の彼方から、鈍い漆黒に染まった積乱雲が立ち昇り、春風を遮る。
と、同時に、まるで肌を掻き毟るような痛みがヘイドレクを襲う。
鼻腔を貫く、吐き気を催すような硫黄の匂い。
脳髄に、焼き火箸でかき混ぜたような激しい痛みが走る。
戦士たちの死肉を喰らっていた虫たちは、突然宙に飛び立った。
明らかに怯え、興奮している毒虫たちは、群れを成して次々と交尾を始める。
一匹のメスに無数のオスが群がり、生殖管を卵管にねじ込もうとする。
ダンゴ状になった虫の群れが無数、宙に舞い、ぶつかり合う。
ブンブン飛び回る肉食の甲虫たちは共食いを始める。
さらに何処からとも無く現れた蝙蝠たちが、その虫たちをバリバリと喰らい始める。
35:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/19 21:32:39
④
そんな中で、何とヘイドレクは笑っていた。
鼻の穴や耳の穴から膿を垂れ流し、毛穴という毛穴から血潮を滲み出しながら、ヘイドレクは笑い転げていた。
そう、詩織ちゃんが、ヘイドレクの前で衣服を解き始めたのだ。
覚悟を決めたように、恥じらいながらも、ゆっくりとヘイドレクの目の前で。
上着を脱ぎ払い、スカートをたくし上げ、詩織ちゃんは真っ白の可愛らしいパンティーを抜き取る。
もはやスカートの下には、何もない…そこに存在するのは、詩織ちゃんのあの、あのっ!
スカートの裾から伸びる、硬く閉ざされた、か細く白い少女の両脚。
その奥、恥部が間もなくヘイドレクの目の前に!
―やったっ!遂に、遂に俺はロリロリ美少女の未開発マンコを拝め、犯せるんだ!
泣きながら笑い、笑いながら泣いたヘイドレクは、その少女の股間を血走った目で凝視する。
―間もなくだ、間もなく純粋無垢なマンコを観賞できるんだ。
もはやヘイドレクの股間は爆発寸前…死肉と蛆虫の集った臭い短小チンポが痙攣を始める。
―思う存分観賞し、ナメナメした後は、僕のこのデチ棒を思いっきりぶち込んで!
生理すら始まっていない娘の子宮に、己のザーメンを大量に注ぎ込んでやる、とヘイドレクが思った瞬間だった。
ヘイドレクの網膜に飛び込んできた光景…それを見た瞬間、ヘイドレクは凍りついた。
そのままゆっくりと口を開き、初めは呻くように、そののち天に轟くような声で、ヘイドレクは絶叫した。
「うわあああっー!」
詩織ちゃんの股間から、30センチ近いペニスが悠然とそそり立っていた。
先端部からカウパー氏腺液を滴らせたその赤黒い肉棒。
それはまるでそれ自体が独立した生き物であるかのように悠然と脈打ち、ヘイドレクの頬を叩いたのであった。(了)
36:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/22 07:31:48
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37:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/22 08:02:30
『雨の日』
①
もう終わりだね。そう、今日まで頑張ってきたけど、それももう終わりだ。
間もなく核融合炉は溶解し、この施設は大爆発を始めるよ。
もう、誰も助からないんだ。
エネルギープラントの大爆発で、周囲半径100キロくらいは死の世界になるんだ。
その後は短くて数百年、長ければ数万年も半減期がある放射性物質に汚染された土壌が、果てしなく広がるだけ。
僕は握り締めていたサブマシンガンを、目の前のテーブルの上に置いた。
管制室には、先ほどまで僕らに抵抗を続けたエネルギープラントの職員たちが、血まみれで倒れている。
無駄な抵抗をしなければ、彼らをここまで痛めつけて殺さなかったのに。
命令どおり原子炉から制御棒を抜いて、核反応を暴走させれてくれれば、仕事も早く済んでたのに。
実に馬鹿な奴らだ。
この管制室の中は、けたたましい警報が鳴り響いている。
原子炉の様子をモニターしているモニター画面には、危険を告げる警告の文字が点滅する。
明らかに上昇した炉心温度は、もはや停められない。
ウラニウム235の核融合反応は臨界を越え、大量の中性子をばら撒きながら周囲のイエローケーキを焼いている。
核融合炉にあるカメラは、純水に満たされたプールで不気味に光を放つチェレンコフ光を映し出す。
これは破滅の光だ。全てを終わらす僕らの希望の輝きだ。
あと少しで、この世界は滅ぶんだ。
僕はふと、外部警備用モニターを呼び出し、その画面に目をやった。
降りしきる雨の中、自動通報装置の通報を受理した軍関係者が、門前に殺到しているのが見える。
それと、おそらく特殊部隊員を満載しているであろう武装ヘリが、施設の上空を飛び回っているようだ。
もう遅いのに。
僕らの同士が彼らに対し、密かに施設内に持ち込んだ機関砲で応戦している。
門を突き破り、内部に突入した装甲車にミサイルランチャーを撃ちこんでいるのが見える。
一瞬、オレンジ色の輝きがモニター画面を満たす。
それが消えた途端、装甲車の一つが炎上しているのを映し出す。
そんな虚しい光景を呆然と眺めながら、僕はタバコに火をつけた。
喉をチリチリと刺激するニコチンの刺激を心地よく味わいながら、僕は笑った。
楽しいからではない、そうではないのだ。
核反応が完全に制御不能になり、モニターには総員退去を命じる表示が出た。
だからどうした、いまさら外に出てももう遅い。
全ての安全システムを完全に破壊し、遮断装置も破壊した。
もう誰も止められないのだ。
38:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/22 08:03:23
②
唯一、政府安全保障室への回線だけを生かしておいた。
今頃、政府は恐慌状態だろう。
僕はそのままウイスキーを取り出し、同志であり、恋人でもある美弥子に飲ませた。
彼女は先ほどの銃撃戦で腹を撃ち抜かれ、間もなく死ぬ。
既に顔色は真っ青で、目線も虚ろだ。
光を失った瞳で僕を見上げ、美弥子は力なく微笑んだ。
美弥子もまた、分かっているのだ。
これから始まる、素敵なひと時を。
だから愛する女の死を目の前にしても、悲しみは出てこない。
むしろ僕は幸せだと、そう感じている。
どっちにせよ僕だって同じだ。
あと30分もあれば、僕も彼女とともに、この世から消滅するのだ。
ほんのちょっとの時間差に過ぎない。
僕らがたどり着く先は、同じだ。
それは数百万人の人間たちとともに。
美弥子が事切れるのを見た僕は、そのウイスキーボトルに口を付けた。
彼女の口紅が、ウイスキーボトルの壜口に僅かに付着している。
何度も唇を重ね、何度も僕のペニスを愛撫してくれた美弥子の唇の、最後の痕跡だ。
僕はそのボトルの口に、美弥子との最後の口づけを交わした。
そのまま中身を思い切り煽った。
焼けるような刺激が喉に流入する。
僕は少しむせながらも、その火傷しそうな琥珀色の液体を胃袋に流し込んだ。
刺激で少し涙目になったまま、五月蝿く警報を鳴らすモニターに向かって乾杯と一言。
もう終わりだ。
最高だ。
どうやら施設内に特殊部隊員たちが突入したようだ。
決死の覚悟の彼らの勇気に、心からの経緯を表したい。
遠くからだが銃声が聞こえる。
サブマシンガンではなく、明らかに攻撃用のカービン銃の音だ。
甲高いその銃声は、ここが核施設であることを忘れているようだ。
どちらにせよ、もうそんなこと言ってられないのだけど。
制圧ではなく殲滅、その上で核施設の運転停止。
おそらく彼らはその積もりだ、危険を承知の上で。
39:名無しちゃん…電波届いた?
09/01/22 08:04:04
③
受けて立とう、僕はそう呟きながら、テーブルの上にあるサブマシンガンを手に取った。
すぐ傍に転がる美弥子の死体から、サブマシンガンの予備弾倉と手榴弾を取る。
これが最後の戦いかもしれない。
もしかしたら僕は、盛大な花火が炸裂する、その瞬間を見られないのかもしれない。
それが少し残念に思えた。
その瞬間を体で感じて、この世界から消滅したかったのだから。
まあいい。
携帯無線機から、リーダーの村上が呼びかける声がする。
施設管制室に向かう防衛線が危険である、と彼は僕に怒鳴っている。
直後、その無線機のスピーカーから村上の絶叫が響いた。
容赦のない銃声とともに。
まもなく敵が、ここにも来る。
もう遅いのに。
もう停められないのに。
管制室の廊下で同志達が撃ちあいをしている。
その銃声を心地よく聞きながら、僕はモニター画面を見た。
炉心の融解を告げるメッセージか表示された。
これで決まり、間もなく大爆発が起こる。
もう終わりだ。
僕は再び外部カメラに映像を切り替え、外の光景を映し出すモニター画面を見た。
雨に打たれながら、装甲車や軍用車、完全武装の兵士たちが佇むその光景。
僕らの築いた防衛線を、必死になって突破しようと励む、報国の精兵たちだ。
素晴らしき勇者である彼らこそ、この偉大なる場所で共に死ぬに相応しい、僕はそう思った。
直後、凄まじい光と熱線が僕を包み、その一瞬で僕はこの世から消滅した。
最初に放たれた大量の中性子線で、おそらくこの地域数百メートルの人間は即死する。
おそらく僕はこの瞬間、死んだ。
殆ど間をおかずに放たれる、強力な放射能が、数十秒にわたり辺りを焼き払う。
さらに巨大なエネルギーが一気に放たれ、この地域は形ある者全てが破壊し尽くされる。
ああ、なんと素晴らしい。
最後に、きのこ雲によって巻き上げられた大気が、空に雲を作り出す。
そこから大量の放射性物質を含有した黒い雨が降り注ぎ、大地を穢してゆく。
僕もその雨粒の一つとなって、永遠にこの大地を穢してゆくつもりだ。
それが僕の最後の希望だ。 (了)