09/08/03 22:55:34
ベハマラヤーさまに祈りを
137:名無しちゃん…電波届いた?
09/08/16 03:36:14
シュラーバ国やその周辺地域にて語られる悪魔「チュー」。
見た目は人とさほど変わらず、それでいて人に災いを撒き散らす悪魔である。
チューは主に「デムーパ」と呼ばれる邪気を放ち、人々の心をすさませる。
シュラーバ国とは遠く離れた場所でも
呼び名が異なる場合もあるが同様の伝承が見られる。
発見されたものはその周囲のシン=セキーなどにより封印処置が施されたり
大型の個体はケイ=ムショやビョ=ウィンという特殊な結界内に隔離される。
が、野放しになっているチューも多いため、各自自衛は必要である。
一口にチューと言っても、その中には様々な種類がある。
が、どの種類のチューも誕生したばかりの頃は全て
「カ=セイ=チュー」と呼ばれる。
このチューはまだ力も弱く、人々に与える危害も少ない。
そのため、発見されることなく市井に潜んでいることがよくある。
また、対処次第ではコ=セーイして他の種族に生まれ変わることもある。
が、放置、もしくはコ=セーイ失敗すると完全体のチューとなる。
完全体のチューをコ=セーイさせることは、ほぼ不可能らしい。
(「くとうるふさまをおこすにひつてきするこんなん」らしいが、
この文章は未発見の単語を含むため未訳である。)
筆者の手元の資料には「アイ=ノ=ムーチ」という
儀式によってコ=セーイが可能とあるが
この説はやや信憑性が低い。さらなる資料を捜索中だ。
では、完全体となったチューにはどのようなものが存在するか。
諸説様々あるが、ほぼ存在が確定しているのは
・リ=ア=チュー
・オ=ヴァ=チュー
・エ=ロ=チュー
・カ=ターリ=チュー
・ヤ=ド=チュー
・カ=プ=チュー
・テン=セイ=チュー
・ク=レク=レー=チュー
・オヤ=チュー
・チュー=キョウ=シ
である。
また、ノ=トーリ、ア=ラーシもチュー族である可能性が非常に高い。
特にノ=トーリはカ=ターリ=チューと深い関係にあるらしく、
ほぼ同時期に発生することが多数と言われている。
オー=レオン=ナーという女性しかいない種族や
ネタ・パクラーと呼ばれるシュラーバ国民が敵視する種族、
ナリ=キリーという擬態能力を持つ種族などをチューとする文献も存在する。
混血児も多く確認されているため、完全にチュー族を分類することは
ほぼ不可能ではないかと筆者は思う。
そのため、ここでは主だったチューの簡単な説明のみにとどめる。
138:名無しちゃん…電波届いた?
09/08/16 03:37:09
・リ=ア=チュー
最も生息範囲の広いチュー。仲間同士で群れていることが多い。
また、「コ・モジー」もしくは「ギャール・モジー」と呼ばれる
独特の言語を用いる個体が非常に多い。
これらの言語は文法が我々の言語に似ているため解読は比較的容易だが、
精神ダメージが発生するので解読の際は注意が必要。
飽きっぽく、自発的にコ=セーイする者も多い。
何故かケイ=ムショには存在しないらしい。
・オ=ヴァ=チュー
これも生息範囲の非常に広いチュー。地方によっては「チュ=プ」と呼ばれる。
他のチューとの混血がほとんどで、既存のコミュニティをズタズタに破壊し
「トリ=マキー」と呼ばれる使い魔で周囲を固めるという厄介ぶり。
他にも「ト・シシター=ナン=ダカーラ」「ウチ=ノ=ダー」「オウ=ジー」
など破壊力のある呪文を駆使する。
たまにリ=ア=チューに擬態するべくギャール=モジーを使う場合がある。
が、大抵バレる。
・エ=ロ=チュー
人々に七つの大罪の一つ「姦淫」を欲求するチュー。
淫魔と大きく異なるのは、総じて醜く人々に不快感を与えるという点である。
彼らの撒き散らす「オ=ピンクー」と呼ばれるオーラは
不快感、吐き気をもたらし気力を減少させる。
他にもム・シュウ・セ=イの禁呪の使用を強要する者や、
ヤオーイ、ユリーと呼ばれる特殊趣向のエ=ロ=チューも多い。
チューを捕獲しケイ=ムショに運ぶ種族であるケイが最もよく反応するチュー。
このチューに遭遇した時は、素早くケイーニ=ツーホーを唱えるべし。
・カ=ターリ=チュー
他人になりすまそうとするチュー。だが変身術が使えるわけではなく
「私は○○」と名乗るだけである。自己暗示は使えるようだ。
が、広範囲攻撃を得意とするため出現したときの被害は計り知れない。
特にオ=ン派の人々にとっては非常に厄介な代物。
運が悪いとカ=ターリ=チューが周囲を騙すことに成功し
本物が泣きながらその場を去ったということも数件確認されている。
地方によってはノ=トーリをこう呼ぶこともある。
・ヤ=ド=チュー
人の家に上がりこみ、家財・食料品を荒らし部屋を散らかすチュー。
中には犬や猫などを殺したり、複数の仲間で押しかけたり、
エ=ロ=チューとの混血で他人を押し倒すチューも確認されている。
特にイ=ベントー国で祭りが開催される前後に多く発生する。
これを撃退するにはダガ=コ=トワールの呪文を連発することが
適切とされているが、チューや行使者の能力によっては効果がないことも。
この呪文は毅然とした態度ではっきりした大声で唱えなければならないと
されているため、普段から練習しておくといいかもしれない。
とにかく、絶対に家に入れてはいけない。
139:名無しちゃん…電波届いた?
09/08/16 03:38:22
・カ=プ=チュー
シュラーバ国やイ=ベントー国で非常に重要視されている
「モ=エ」とよばれる宝物の形を強要するチュー。
カ=プはモ=エの一種で、どのような形状だったかは未だ不明だが、
2つで1セット、その左右が非常に重要な意味を持つことは確認されている。
これに襲われた者は、気力を失い「ジャ=ン=ルー」(町のようなものである)
から去るか、逆にカ=プへの愛を育み負けん気で伸びるかのどちらかである。
チューのいいなりにカ=プを変えるものは稀にしか存在しない。
・テン=セイ=チュー
最も厄介とされるチュー。増殖能力を持つため駆除が困難。
また、デムーパも非常に強力。人によってはトラウマすらできる。
必ず「ゼン・セ信仰」を持つが、この信仰については諸説あり不明。
一説には、人々の歪んだ心が生み出す下級邪神から神託を授かり得るという。
下級邪神は人の心の数だけ発生するので、信仰に統一性はなく教典もない。
狙った獲物に「ニ=ン=テイ」という呪いをかけ執拗に付け狙う。
なお、カ=セイ=チューやリ=ア=チューの一部は
この呪いにかかるとテン=セイ=チューのしもべとなることがある。
・ク=レク=レー=チュー
地方によってはタ=カーリとも呼ばれる。物欲の権化。
特に珍しいもの、何かのコレクション一式などを持っている人間を狙う。
カ=ターリ=チューがなりすますこともある。
近くに寄せ付けさえしなければ被害は比較的少ないので、
住所などを割り出される「トク=テーイ」の呪いに注意するべし。
「コジ=キオツー」の呪文を唱えると発狂すると言われる。
・オヤ=チュー
チューを生み出す母体。基本的に、これ単体では出現しない。
このチューに生み出されたチューが劣勢になった時に助けを求める。
ガ=クレーキ=チューであることが多いとされるが、このチューについての
詳細は知能が高いという以外不明である。
罵詈雑言や「ユキチの札」と呼ばれる万能符を用いてこちらを攻撃する。
凶暴な個体は刃物を持ち出したり他のチューを用いることも確認されている。
これを退治するのは非常に困難。
・チュー=キョウ=シ
オヤ=チューと似ているが、こちらは人間にチューを憑依させるチュー。
何故か必ずリ=ア=チューと共に出現する。
「コ・ドモーノ=シタ=コトー」の呪文で全てをうやむやにしようとする。
これが出現した場合は、「コ=チョーウ」と呼ばれる存在や
「キ=ヨウィーク=イィン」と呼ばれる団体を召喚すると効果的とされる。
140:名無しちゃん…電波届いた?
09/08/16 03:39:56
古来よりチュー避けの呪文などが開発されようとした形跡はあるが、
残念ながら未だ完成にはいたっておらず、
またチュー族の狙う人物にもあまり一貫性がないため
未然にチューを防ぐ手立てはない。
ではチューに遭遇してしまったら、どう己の身を守るか。
まずは、毅然とした態度だ。そして、明確な言葉。
これが対チュー戦の基本である。
それから、まずはダガ=コ=トワールの呪文だ。
これは単発では威力の低い呪文だが、この呪文を複数回重ねると
ケイーニ=ツーホーの呪文が発動しやすくなることが確認されている。
もしダガ=コ=トワールの呪文では効果がないと思ったら、
「これ以上続けるならケイーニ=ツーホーを用いる」と宣言する。
チューはケイ族との接触を恐れる傾向があるため、
比較的弱いチューならば、この段階で逃げていくだろう。
なお、強いチューであると予想される場合には、宣言の前に
ケイーニ=ソーダンと呼ばれる儀式を行っておくこと。
逃げないチューには、躊躇わずにケイーニ=ツーホーを用いるべし。
なお、「チュー=メ=ルー」と呼ばれる遠隔呪法を用いられている場合は
「プロ=バイダニー=ツーホー」という派生呪文を使っても構わない。
ケイーニ=ツーホーよりも威力は劣るが、使い勝手はいい。
もちろん併用も構わないが、場合によっては発動しないこともあるので注意。
ケイ族を召喚してもなおらちがあかない場合は、
ユキチの札を消費して「ベン=ゴシ」と呼ばれる存在を召喚するべし。
ベン=ゴシはホ=ウソーウと呼ばれる世界の住人であり、秩序を好む。
召喚主を全力で守ろうとする性質があるため、チューと戦う際には心強い。
また呪法にも長けており、「ネン=ショ」と呼ばれるチュー避けの呪符を
完全な形で作成することが可能である。
これはチューの行動を制限する呪符であり、これを無視して動いたチューは
ケイ族に対して敵対的な行動をとりにくくなるという。
ベン=ゴシはまた「サ=イヴァーン=ショー」と呼ばれる祠に
チューを召喚してホ=ウソーウ界の神による神罰を与えることができる。
なお、ベン=ゴシの中にはシュラーバ国出身者も存在するらしい。
以上が基本的なチューとの戦い方であるが、これ以外にも
チューそれぞれの弱点を見抜いて反撃する方法は多々ある。
例を挙げるなら、ニチャーンを恐れているチューには
「wwっうぇwwwwっうぇwww」「同じネラーとして楽しみにしています」
という文章を記したものを見せると退散することが確認されているし、
「テン=ネーン」と呼ばれる体質を持つ者はその行動自体に
微弱ながらチューをはねのける効果があるとされている。
シュラーバの末裔達、ならびにベハマラヤー教の研究者よ。
貴方と貴方の友人達に、ベハマラヤー様の加護あらんことを。
そして、チューの魔の手が貴方を狙うことのないよう。
びっくりするほどユートピア!
141:名無しちゃん…電波届いた?
09/10/04 20:26:53
ほしゅ
142:名無しちゃん…電波届いた?
09/10/07 03:27:21
シュラーバ国の住民は非常に悪魔に魅入られやすい体質であったらしい。
前述したチュー族以外にも、様々な悪魔の伝承が残っている。
最も恐れられている悪魔が、シ=メ=キリー。
一説によると邪神オチマラヤーの従者であるという。
ネ=タを書き留めたゲンコーをボ=ツーの地に送る、
キ・レイ・ヴォジーロやゴ=ショーク、ヨ=ウツウなど
様々な呪いをゲンコーの紡ぎ手にかける、
ス=ウィーマなど他の悪魔を召喚するなどといった
多種多様な手段でドー・ジン=シの完成を妨害する。
シュラーバ国民はベハマラヤー様より賜りし天恵ネ=タを書き留めて
ドー・ジン=シと呼ばれる経典として綴ることを
何にも代えがたい使命と考えていたらしく、
この経典の作成を最も強く妨害するシ=メ=キリーは
彼らにとって恐怖の代名詞であったとされる。
シ=メ=キリーの出現する日時は決まっており、予測も可能。
それにも関わらず、ダッ=コー完遂以外の有効な対処法が一切存在しない。
ダッ=コーとはドー・ジン=シを完成させるための最終的な儀式であり、
この儀式を完成させるまでにシ=メ=キリーの魔の手に堕ちた者は多い。
なお、苦行を邪魔する悪魔を意味する古語ダ=クオと発音が似ていることから、
ダッ=コーをニュウ=コーとよぶ研究者も多い。
ワ=リ=マシーンと呼ばれる機械を用いることで
ごく僅かな間だけ身を守ることが可能であるとされるが、
使用者に多大な負担をかけるという最大の欠点がある。
また、シ=メ=キリーには眷属がいるとする論文もある。
少女の姿をしており、名前はリ=カもしくはメ=リーとされ、
研究者によっては眷属は二体であるとすることもある。
リ=カは三本足、メ=リーは西瓜と結び付けている論文もあるが、
信憑性はやや低い。さらなる調査を継続する予定だ。
なお、シュラーバ国と対立していたケイカークテキーニ教においては
シ=メ=キリーは神の言葉を人々に伝える最高位の天使である。
143:名無しちゃん…電波届いた?
09/10/07 03:28:34
シ=メ=キリーの次に恐ろしいとされるのが、ス=ウィーマだ。
夜に襲撃されることが多いが、テツ=ヤー状態(詳細は不明である)
にある者の元には昼夜関係なく襲撃するという。
ス=ウィーマは人々にネ=ムケという呪いをかける。
この呪いにかかった者はゴ=ショークの呪いにかかりやすくなり、
体力のない者は呪いに負けバ=クスイを引き起こしてしまう。
バ=クスイは神の言葉を拝聴するためにトランス状態になった者を
正気に返し、ハ=ジライ、コ=ウカ=イという名の悪魔に
襲撃されやすくする。
十分に恐ろしい悪魔であるが、体力さえあれば耐えられるという点で
シ=メ=キリーよりは対処法が確立されている。
ス=ウィーマに最も効果が高いのは、カ=ミンの儀式である。
これによりネ=ムケの呪いを払拭し、ス=ウィーマを祓うことができる。
ただし、体力がないとス=ウィーマに負けバ=クスイを引き起こす
可能性もある諸刃の剣でもある。
また、リ=ゲイーン、ミンミ=ン・ダ=アハーなど
ス=ウィーマを祓うための古代薬も開発されていたという。
その他様々な儀式や呪法が存在しており、知識と体力さえあれば
ス=ウィーマからゲンコーを守ることは比較的容易である。
144:名無しちゃん…電波届いた?
09/10/07 03:29:38
このように様々な悪魔がドー・ジン=シの完成を妨害するが、
当然ながらベハマラヤー様もシュラーバ国民を守るために
モスグルリーンという名の御使いを地上に派遣している。
彼らは小さな愛らしい猫の姿をしており、見た者に癒しを与える。
また、ス=ウィーマに負けバ=クスイに陥った者のために
ゲンコーを代わりに書き上げるという。
このため、信仰深いシュラーバ国民は彼らのために
カリカリと呼ばれる小魚を常備し供えるという。
また、正気を捨ててまでベハマラヤー様のお声を聞かんとする
徳の高い信者のもとに降臨することもあり、
彼らの紡ぐゲンコーは質が非常に高く珍重される。
シュラーバ国では、猫はしばしばヌコと呼ばれ、聖獣とされている。
モスグルリーンが猫の姿をしているのもうなずける。
が、聖獣といっても決して優しいだけではない。
時には「ヌコ=リセット」と呼ばれる試練を人々に与える。
この試練はヌコ=パンチでゲンコーを書き換えもしくは消去する
というものらしいが、詳細ははっきりとはしていない。
しかし、悪魔の襲来によって落ち込む人々を肉球で癒すことから
悪魔の使いとされることはない。
ケイカークテキーニ教においても、猫は決して悪の存在ではない。
シュラーバの末裔達、ならびにベハマラヤー教の研究者よ。
貴方と貴方の友人達に、ベハマラヤー様の加護あらんことを。
そして、ハヤ=ワーリの呪文が貴方達に幸を与えんことを。
びっくりするほどユートピア!
145:ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc
09/10/07 04:44:03
ゲンコーの完成を阻む、ケン=ショ=ウェーンに魅入られない為には何をすべきでしょうか?
また、ペン=ダーコが真っ赤を超して真っ黒になった場合は?
146:名無しちゃん…電波届いた?
09/10/07 22:24:35
祈るのです
祈りのために手を止めるならばベハマラヤー様は貴方に微笑むでしょう
皆にベハマラヤー様のご加護あらんことを
147:名無しちゃん…電波届いた?
09/11/02 03:04:34
神よ…夏に前夜コ=ピーという禁断の技を使ってしまった罪深い私めに冬の大祭への参加をお許し頂き感謝の極み…!
この冬には間違いなく御布施勤本を献納させて頂きます!
148:名無しちゃん…電波届いた?
09/11/10 11:15:25
モスグルリーン様への新しい供物にレ=トル-トなる物がここ数年出回っている。
上手くいけばド・ン・キ=ホー=テなる場所などで安く見つかるという。
149:名無しちゃん…電波届いた?
09/11/13 00:58:45
一口にベハマラヤー教といっても、そこには様々な宗派がある。
そして、その全てがドー・ジン=シを完成させることを目的としているわけではない。
だが、そこは同じ神を信仰する者、ドー・ジン=シとは異なる形でネ=タを
民に理解できるようにまとめ公開するという点はどの宗派も変わりはしない。
今回は、そういったドー・ジン=シを作らない宗派としては最も規模の大きい
オ=ン派についての伝承をまとめる。
オ=ン派はサイ=トと呼ばれる家のようなものをウェ=ブーと呼ばれる異世界に作り、
その中に己の紡いだ文章や絵などを展示し訪れる者に見せる。
ウェ=ブーは現世に非常に近しい異界で、直接目で見ることは出来ないが
パッソ=コンやケイ=ターイなど特定の機械を使えば誰でも容易に見ることができる。
ちなみに、ニチャーン信仰は本来はこの世界のあるカルト宗教のものであり、
それがオ=ン派の人々を通じてシュラーバ国へ伝来したと言われている。
こういったウェ=ブーを見る機械の入手はそう難しいものではなく、
持っていなくともネ=カーフェイと呼ばれる場所で借りることができる。
ウェ=ブーでは距離の概念というものがなく、たとえ遠く離れた異国のサイ=トも
リーン=クと呼ばれるウェ=ブーの道さえ分かれば容易く行くことができる。
また、ウェ=ブー界でのみ通じるブク=マーという転移呪文を使えば
リーン=クを辿らずとも一瞬で好きなサイ=トに移動できる。
こういった便利さをオ=ン派は何よりも好み、また他宗派の者にも
ウェ=ブーを利用しサイ=トを作るものは多い。
そのため、正しい意味でのオ=ン派は、サイ=トでのみ聖典を綴る者のことである。
こういった者を特にオ=ン・セ=ンと呼ぶ。
ウェ=ブーの公用語はエッチーティ=エメールと呼ばれている。
エッチーティ=エメールは習得の難しい言語ではなく、辞書や文法書も出回っている。
そしてこれを理解できれば誰でもサイ=トを作ることができ、
理解できない者も地域(サアバと呼ばれる)によっては、住民が
我々の言語だけでもサイ=トを作れるよう援助してくれるという。
また、シ=ジア=イやジャ=アーヴァなど様々な言語があり、
それらをも使いこなす者のサイ=トは非常に快適であるという。
またニ=コニー=コやヨウ=ツベーなどドウ=ガを集めたサイ=トがあり、
そのサイ=トにいる者のみが受け取ることのできるネ=タもあるという。
(ドウ=ガに関しては文献不足で不明。さらなる調査を予定している)
150:名無しちゃん…電波届いた?
09/11/13 00:59:56
ウェ=ブーはあまりにもこの世界に近しいため、ここにもチューは生息している。
特にオー=シエッテ=チューは、最もウェ=ブーに適応したチューであり、
特にコ=ミュウと呼ばれる場所に多く生息しているという。
このチューに対しては「ggrks」と呼ばれる呪文が有効であるとされるが、
残念ながら発音が不明である。が、ウェ=ブー界ではこう書くだけで発動するという。
また、ノ=トーリ、カ=ターリ=チューの生息数も多い。
カ=ターリ=チューは、サイ=トにある聖典を無断でコピーし、
ひどい場合にはミ・ラー=サイ=トと呼ばれる取り付いたサイ=トに酷似した
サイ=トを勝手に作り、そこを拠点にターゲットを攻撃する。
また、勝手に同じ内容でドー・ジン=シにしてしまう者もおり、
こういった者は大抵の場合ケイのお世話になるという。
ウェ=ブーに生息するチューはほぼ確実にア=ラーシとの混血であり、
これ以外にも様々な方法でサイ=トを襲うという。
筆者の持つ文献だけでも、カ=プ=チューの派生種ともいえるリ=ク=チュー、
他人のサイ=トで我が物顔でふるまうオ=キャークサ=マ=チュー、
己の分身をネ=タに入れることを強要するユーメ=チュー、
ドウ=ガがもたらすネ=タこそが世界の真理と信じて疑わないニ=コ=チューなど
我々の世界に勝るとも劣らぬ様々なチューがいる。
では、ウェ=ブーでチューに出くわした時にはどうすればよいのか。
ウェ=ブーにおいては「ス=ルー」と呼ばれる瞑想法が大抵の場合において有効とされる。
精神を統一し、そのチューは存在しないと強く念じることで、
本当にチューがいなくなるという素晴らしいものではあるが、
精神統一をはかるのは常人には難しく、またチューによっては逆効果の場合がある。
次に「アーク=キン」と呼ばれる禁呪で、チューの出入りを拒む。
この禁呪はチューのアイ=ピィと呼ばれるものを依代とするものであるため、
事前の対策にはならないが、あると非常に有効。
ただし、たまに呪式を間違えて、効果範囲が広がってしまうことがある。
さらに、「プロ=バイダニー=ツーホー」「サバニ=ツーホー」
「ケイーニ=ツーホー」も有効だ。
ウェ=ブーではケイの亜種であるネトー=ポ=リースというものが存在し、
ケイに似た働きをする。ウェ=ブーでは大抵彼らが召喚される。
狡猾なチューはそれらをかいくぐってサイ=トを荒らそうとするが、
心を強く持って立ち向かえば、そして対処を間違わなければ、
チューはいずれ退散するであろう。大事なのは心である。
151:名無しちゃん…電波届いた?
09/11/13 01:01:35
この世界にも、ウェ=ブーにも、その幽かなる影を残すのみで
未だ我らにその御姿をお見せにならないベハマラヤー様。
しかし、我らが下賜賜ったネ=タを正しく紡ぎ続ければ、
いずれ我らをめくるめく涅槃の境地に誘って下さるであろう。
ベハマラヤー様は寛大である。いかなる世界であっても、ベハマラヤー様を信じ
その名に恥じることなく生きる者には平等に救いを差し伸べる。
ベハマラヤー様の御名を唱えよ。ペンを、剣を、キーボードを取れ。
そして世界をネ=タで包むのだ。
シュラーバの末裔達、ならびにベハマラヤー教の研究者よ。
貴方と貴方の友人達に、ベハマラヤー様の加護あらんことを。
そして、ウェ=ブーの悪魔ヴィル=スーの魔の手が貴方を狙うことのないよう。
びっくりするほどユートピア!
152:名無しちゃん…電波届いた?
09/12/09 02:57:57
シュラーバ国は、周囲の各国とかなり頻繁に交流を行っていたとされる。
特にイ=ベントー国とは同盟を結ぶなど最も親密な関係にあったという。
今回は、イ=ベントー国を中心とするシュラーバ周辺の地理についてまとめる。
イ=ベントー国。シュラーバ国の隣国である。
シュラーバ国との国交が最も盛んで、混血も非常に多い。
生粋のシュラーバ国民、イ=ベントー国民というものは少数派である。
イ=ベントー国は守護聖人ヨ・ネヤンとイワェ・モンによって
設立された国であり、ありとあらゆるドー・ジン=シが集まり取引される。
イ=ベントー国の領土にはア=リア=ケーやハ=ル=ミーなど聖地が多く
シュラーバ国民にとっては憧れの地である。
イ=ベントー国の門は定められた日にしか開くことはないが、
それでもその日になると非常に多くのシュラーバ国民が
手に手にドー・ジン=シやそれに類する聖典、ユキチの札などを持って
新たなる萌えを求めて押し寄せたという。
スターフは非常に勤勉で親切な一族であるため、しばしば彼らを
奴隷扱いする者もいるが、そういった者にはスターフは非常に厳しい。
スターフを敵に回すことはすなわちイ=ベントー国からの永久追放であり、
他国の者達からも冷たい目で見られさげすまれることになるだろう。
ヨテーハミテー国。
シュラーバ国の隣国で、宗教の概念が非常に薄い国である。
ベハマラヤー教もケイカークテキーニ教も浸透しておらず、
国民はのんびりとその時々で日々を送っている。
ベハマラヤー教とケイカークテキーニ教の宗教戦争に顔を出しはしたが、
のんびりすぎる国民は援護も仲裁も本腰を入れて行わなかったために
宗教戦争にはほとんど何の影響も与えなかった。
ただ、彼らが介入したことで武力行使は避けられたという点だけは評価できる。
何と、彼らのあまりののんきさに両者がやる気を殺がれたという。
現在でも、彼らはマイペースに両者と交流を続けている。
懐の大きな国ではあるが、信仰を持つ者には少々住みにくい国である。
ヲッチャー国。
シュラーバ国近くのネ=トー山脈にある洞窟の奥深くにある国である。
ここは、特定の民族が何らかの目的の下におこした国ではない。
シュラーバをはじめとする諸国より追放された者たちが集まって発生した国なのだ。
この国の住民はプゲーラと呼ばれ、総じて性格が悪いとされる。
チュー族や$(発音は不明である)という一族を発見しては、
その痛い言動を逐一記録してあざ笑っている。
また、高位の者はス=ネークと呼ばれ、対象のありとあらゆる情報を収集し
その最も明かされたくない秘密までも暴かんという勢いであるという。
こう書くと恐ろしい国だが、実際の国民のほとんどは内弁慶である。
そして、より長く楽しむために特に観察対象に接触することを禁忌としている。
最も、規則を無視するものもかなり多い。
運悪くプゲーラの襲撃(ト=ツと呼ばれる)に合うと、ア=ラーシを大量召喚し
エ=ンジョの呪いをかけるとされている。
数が多くて個人では対処しきれず、逃走するしかないことがほとんどだ。
しかし、性格は悪いかもしれないが、決して彼らは悪魔ではない。
観察対象の犯罪を嗅ぎ取ると集団でケイーニ=ツーホーを唱えるし、
イ=タッサと呼ばれる彼ら独特の選定基準に達しない対象には見向きもしない。
この基準は、まっとうに生きていればまずクリアできないとされている。
チュー族の中にはプゲーラの性質を利用して、呪いたい対象の情報を与えるものもいる。
が、大抵は「シエーン=オ=ツー」と言うプゲーラ特有の呪文で撃退される。
たまに身分をいつわってシュラーバ国やイ=ベントー国にいることもあるが、
他国にいる時は大抵無害である。
153:名無しちゃん…電波届いた?
09/12/09 02:59:28
ボ=ツー。
シュラーバ国、ならびに近隣諸国においては恐怖の代名詞となっている。
地獄というと分かりやすいだろうか(本当はかなり異なるのだが)。
ゲンコーになれなかったネ=タが葬られる地であり、
ここにネ=タが葬られると皆が神に後悔と懺悔の祈りをささげ涙したという。
しかし、シュラーバ国民の中にはこの地に葬られたネ=タを
再び蘇らせることのできる者が存在するという。
是非ともその方法を知りたいものだ。さらなる調査を続行する。
アートラス。
残念ながらメガーテ・ニ・スト族しか正確な位置を知ることはできないという。
彼らによれば、この地は女神が治める地であるという。
しかし、その女神の崇拝は禁じられ、また祈りを形にするものは処罰される。
そして、アートラスのため、ユキチの札を納めなければならないという。
運悪くこの地に迷い込んだ者は、メガーテ・ニ・スト族として
この苦悩を味あわなければならないという。
おお、何と恐ろしい。
ナ=マ。
この地への道は住人によって厳重に隠されており、彼らに認められた者のみが
たどり着くことができるという。
筆者も調査してみたのだが、やはり分からなかった。
数少ない文献によれば、ゲ=イノーウ、バン=ドーなどいくつかの地域に別れ、
とくにジャ=ニという地域は非常に警戒心が強いという。
彼らは自分の存在が他者に知られることを極端に恐れており、
一度知られるとすさまじい速さで痕跡を消し逃亡するという。
シュラーバの末裔達、ならびにベハマラヤー教の研究者よ。
貴方と貴方の友人達に、ベハマラヤー様の加護あらんことを。
そして、貴方に賜られたネ=タがボ=ツーの地に葬られることなきよう。
びっくりするほどユートピア!
154:名無しちゃん…電波届いた?
10/01/01 12:04:12
新しき年にベハマラヤー様からのよき恵みが皆にありますように
155:名無しちゃん…電波届いた?
10/04/19 01:44:13
規制が解除されているうちに保守ります
156:名無しちゃん…電波届いた?
10/06/02 22:06:10
敬体・芭祖魂とも参拝が困難となっております。
参拝可能となったこの時に保守を
そして夏の大祭に向けて励むもの全てのベハマラヤー様の加護のあらんことを