09/01/11 13:45:45
763 名前:K ◆ZrMAO.Q7yM :04/06/12 22:05
>>760-761
おりこうすん。
ここまで話してきた「頭の良さ」は、「速さ」が十分条件にはならないけど、
ただ、「速さ」=量、「真の知性、創造性」=質なんて単純には割り切れないってのはよく考える。
経験則としても、質の高い思考や創造ができる人には「速さ」が伴ってることが多いし、
多分、人間の本来として、知性や創造性が十全に発揮される状態にはある程度の「速さ」が伴うものなんだと思う。
あと専門用語や人名ね、ここでする話の本筋の中では、
文意の理解に予備知識を要求する形では使わないようにしてる。
横からかなり脇道に逸れるようなつっこみされて、齟齬を解きほぐすのが大変な時とかは、
第三者よりもその相手を見て、多分、分かるだろうなってくらいの言葉は使う。
面倒になると、もし分からなくても大意に影響しないだろうくらいの言葉も使うけど。
764 名前:経済ダンサー(`◇´) ◆OvJXRhOGZw :04/06/13 04:39
頭の良さを特徴付ける要素のうち、脳の長短期記憶容量や演算速度、書込み速度
や読込み速度のような機械的なスペックだということは誰もが知ってること
なのであえて言及するのも野暮でしょう
「わかりやすい説明能力」などは他の専門能力と同様に一種のスキルであり、
上記のような機械的なスペックが一定以上の脳の持ち主なら、適切な方法と
訓練で脳にインストール可能だと思います
東大入試に代表されるような試験突破能力も同様に機械的なスペックが一定
以上の脳の持ち主なら、適切な方法と訓練で脳にインストール可能だと思い
ます。とくに東大入試の数学なら思春期特有のムラムラさえ解消できれば、
あとは比較的機械的な脳の使い方に徹することで回答能力も身に付けることが
できると思います。実務や理工系的創造業務に関しては>>757で述べましたよう
に実は機械的な頭の使い方でできると言うカラクリになっているとオイラは考えて
いるのでのでこれ以上言及しません
数学や言語のように情報を伝播したり記録するためのツールの構築は、初期値に適当な
文法体系や語彙群を‘仮設’し(ランダムでもいい)使っていくうちに‘使えるもの’
が生き残り‘使えないもの’は使われなくなるという試行を繰り返していけば、そのうち
洗練されていくと言う、試行錯誤と優勢保存の法則を応用した遺伝的アルゴリズムの一種
で構築可能だとオイラは考えます(つまりアルゴリズムか可能なので機械的な思考に属する)
一方、変な抽象数学のように自然現象や現実の手続きを記述できない公理系を突発的に
発案する行為は面白いパズルを余興で考案する行為と同次元であって自然科学的
な思考ではなく下記の‘面白いものを考え出す思考’に属するものではないとオイラ
は考えています
最後にわからないのは面白いものを生み出す思考とはいったいどのような頭
の良さを必要としているのかと言うことです
魔王さんがおっしゃる頭の良さを特徴付ける`センス’というのは文系的な娯楽
である哲学とか文学とか芸術とか宗教などのような「面白い」物を創り出す際に
必要になる素養に限定されると思うのですがいかがでしょうか?
765 名前:経済ダンサー(`◇´) ◆OvJXRhOGZw :04/06/13 05:15
>>758
>それより、今までの話は、「役に立たない論理をこねくり回すのが高い知性」っていう
>みたいな認識のズレを指摘してただけなんだけどね。
そんなことはありません。オイラが質問したい内容は>>764の最後の3行です
あと、金融さんにせよ魔王さんにせよ人肉さんにせよお互い専門分野をお持ちで
それぞれの専門分野の範疇ではさすがの辣腕振りを発揮なさいますね
いずれにせよ真剣に考えて討論が展開されている場は見てて面白いですね