08/12/22 16:38:05 CBKDIPUw0
連投すみません。続きです。
6,資金洗浄「マネーロンダリング」
本件取引が「架空請求」であることは前述したとおりです。しかし本件につ
いてもっとも悪質であるのは資金洗浄「マネーロンダリング」にあります。
通常の不当利得返還請求は貸付金元本の減少とともに,「過払い金」の蓄積
が進行し,貸付金元本の消滅と同時に「過払金」の加速度的増加状態に入りま
す。
この「過払金」は被告(貸主)にとって常に「不当利得返還請求」のリスク
に晒されています。
本件に於いて被告が行ったように,蓄積した「過払金」を「貸付金」と偽り
原告に給付すれば,偽の「貸付け取引」により見かけ上の「過払金」は減少し
本件取引終了時に「不当利得」として確定する金額は極めて小額となります。
しかし「貸付け取引」は偽装であり,その「貸付金」に対する原告の返済
は全額(利息充当・元本充当両方)が「架空請求」により詐取されたもので
あります。
被告は詐欺「貸付け取引」により,返還リスクの高い「過払金」を原告の返
済(利息充当・元本充当両方)に変換し「資金洗浄」を経由して,詐取したの
です。