10/06/11 12:34:08 sJlSIYEx0
回折(小絞りボケ)の回避策
テスト項目 - KissX4 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
回折の問題を回避するには、絞りは広角側の場合F4.5~F8.0まで、望遠側の場合F5.6~F10までの
間に抑える。
つまりは、絞り開放側から ” 5ステップ ” までで、それ以降から画質の低下が徐々に始まる。
周辺部の解像感は絞り開放側から5ステップ目、広角側でF8.0、望遠側でF10でちょうどよく出ていて、
その前後は周辺部の解像感の不足が確認できる。
風景撮影においてはこの数字を覚えておくと便利。
パープルフリンジに関しては、開放側で色収差に類似したパターンでわずかに出現し、絞り側では解
像感不足によって消滅する。
これらはいずれも誤差の範疇で、フツーの撮影では問題視するレベルではなく、光源や逆光の撮影
シーンにおいて注意しておけば特に問題はない。
まずはここまで。