10/06/03 12:55:13 HlX3TJuV0
ダイナミックレンジを増やす&高感度の性能を上げる(センサーの感度を上げる)
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ADC臨海に達する光量はどんどん減っていく(白飛びが早くなっていく)ので、
自ずと基本感度を上げざるを得なくなる。
逆に言えば、D3のセンサーで、ISO100をこなせる臨界点をもつADCを開発すれば可能だな。
難易度は高いとは思うが、時代のトレンドがダイナミックレンジを要求するようになれば、
センサー感度に回っていた開発資金が、ADCに注力されるだろうから、不可能ではないだろう。
今の進化しないADCのままだとどうなるか、実験は簡単だ。
ISO-L1.0に設定して撮ってみればいい。
臨海が上がったADCを使えば使うと、ココが白飛びし難くなっていくという変化になる。
つまり現状、基本感度を落としたカメラを作るなら、センサー自体の感度を落とさざるを得ない。
(わざと効率を下げるのは馬鹿げているので、一般的には画素数を増やすという対応になるだろう)
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ダイナミックレンジの減少&高感度でノイズ増
ADCの性能限界を、画素数に振り分けるか?高感度&ダイナミックレンジに振り分けるか?
のトレードオフである…とも言えるんだな。
大体のメーカーの場合は、ユーザーにはトレードオフの選択権は「画素数優先」しか無いが、
ニコンの場合は、どちらを取るかユーザーに選択権がある。
これはいいことだ。