09/09/08 22:21:00 a3JRNtAf0
フォーマットが小さくなれば、許容錯乱円も小さくなる。
そして許容錯乱円が小さくなれば、被写界深度は浅くなる。
つまり、
「クロップでボケが変わると言う不思議な現象」
は実際に起きている現象だったりする。
納得いかないかもしれないが、許容錯乱円ってのは
「目で見てボケているかどうかの閾値」であって、
「ちっこい物を大きく伸ばせばよりボケて見える」
って現象を数値化したものなので、そういう物だと諦めてくれw
とは言え実際の撮影では
「画角が狭くなれば同じ大きさに撮るのに離れる必要があって
対象から離れるほどボケなくなる」
って事の方がよほど影響が大きい。
その上デジタルでは画像を見るサイズは自由自在、大きさが変われば
見え方も変わるので「見た目」は絶対的な指標としては使いにくい。
そんな訳で、許容錯乱円の変化の事を知ってはいても誰も気にしない、
気にする必要がないので誰も書かない、誰も書かないので知る人も少ない、
って状態なんだろうなー、と思ったり思わなかったり。