08/11/10 12:39:24 HNcgCVMR0
媒体によっては昔からやっていた事だが、
レスポンス掛ける作業の過程でアイキャッチを整理することがある。
特にビューティー系の広告写真では以前よりポピュラーだったが、
デジタルシフトしてからというもの、簡単にレタッチが可能となった背景もあって
カメラマンが納品する前に処理する事が増えたということ。
アイキャッチでライティングがバレるのがイヤなのか、はてまた
多灯した結果に瞳に映り込んだ沢山のライトを煩いと感じて整理したかったのか、
クオリティを上げる手段のひとつとして提唱された時代が過去にもあったのだ。
モデルの表情を生き生きとさせる目的でアイキャッチは必要だと考えられているが、
モデルとは動くトルソーのような記号的存在であって、必要以上に存在感を出さないこと
を主眼に置いた場合、モデルの目の力が邪魔になることがある。
主にファッションの世界で、モデルに無表情なニュアンスを要求するのは、この為だ。
瞳のキャッチライトを消すという行為は、この考え方の延長上にあると言える。