08/10/30 10:48:27 GOu7RlTU0
洋子「とにかく恵里に電話してみましょうか。そうすればはっきりするだろうし。」
和之「…いっ…」(まずい、まずいぞ!これはまずい!)
洋子がバッグから携帯を取り出し、恵里にコールする…
洋子の耳にコール音が聞こえるのにやや遅れて、いきなり部屋の中で『星に願いを』が流れた。恵里が小さな頃から大好きな曲だ。
和之「!」
曲とともに、ブーン、ブーンという鈍い音が振動とともに床に伝わる。
洋子は三歩歩いてその曲と振動音を発するモノを拾い上げた。
洋子「…」
無言でその主のいない携帯電話を見つめた後、洋子は玄関に向かった。
和之「…洋子…どこへ…?」
洋子「本当にわからないの?」