08/10/29 08:54:37 ES+EL5dBO
レンズ製造工場での勤務を終えた恵里(嫁の妹)は姉夫婦のマンションへと急いでいた。
義兄は電話口で切迫していた。今まで病気ひとつしたことのない姉だっが、疲れがたまっているのだろう。
息を切らしながら姉夫婦の部屋のチャイムを鳴らす。「お兄さん、お姉ちゃんは?」
「寒かったろ。まあ、とにかく入って」。部屋に入るも姉の姿はない。
「まあ座って」。先程とは違い妙に落ち着きはらう義兄。「お姉ちゃんは?」と尋ねる恵里。
「ああ、ちょっと事情があってね」。その瞬間、恵里の背後から抱き付く和之(義兄)。
「!!!」突然の予期せぬ出来事に声も出ない恵里。「恵里ちゃんハァハァ、恵里~」
「ちょ、ちょっとお兄さんヤぁだ、やっやめて」「ハァハァいいだろ、邪魔者(嫁・洋子)もいないことだし」