08/12/10 01:59:43 HKvq0uWWO
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たぶんキャノンのセンサー担当はこれから徹夜の日々が続くのでしょう。
最近では珍しい不始末なので仕方はないとは思う。
CCDは各画素にアンプがないのでスミアやブルーミングは白く見え、
CMOSは各画素に裸のアンプがあるので、光の漏れは増幅アンプのオフセットになり、
相対的な値が狂ってしまうのが黒くなる原因で、
おまけにセンサーの飽和容量以下でも原理的に発生する有名な症状だ。
原因も対策も沢山あるが、
CMOSはフォトダイオードと信号線との寄生容量が原因の場合もあり、
そうなると配線パターンの設計そのものに遡っていくので
製品を造りかえるしか解決の道はないだろうと思う。
恐らく、最低限p-ウェル構造は備わっていると思うけど、
その他の抑制回路が1Dsmk3のセンサーのものよりコストダウンのため簡略化されているのではないだろうか。
そもそもCMOSは、アンチブルーミングとの戦いが開発の歴史になっているので、
こういう現象が出ることはあまり自慢できる話ではない。
しかし、日本のユーザーはこの手の現象には寛容なようなので、
その点では良かったと思う。
「気にしない」という声がずいぶん多いのは結構なことだ。
メーカーも安心していることだろう。
2008/12/09 01:03 [8756002]