08/10/17 02:58:51
【前板】禿ヅラ
【購入ネタ】若禿
【一言】
「えっちょっと落ち着こう、ワイン頼む?」
明らかに動転して訳ワカンナイ事を言い出す俺、
「ゴメンね!ホントにゴメン!」
最後の大声をあげて、店から走り出す彼女、
硬直してる俺と目線をキョロキョロさせる観衆。
混乱と恥ずかしさで暫し現実逃避をしている
俺にスープを持って現れるウェイター。
『帰るなら今ですよ』という顔でコッチを見るウェイターの気遣いが余計に恥ずかしくて、
「おいしそうだ」 とグルメ気取りのコメントを発し、スープを受取ってしまった俺。
『死にたい』と思ったのは初めてだったが、
『何か?』みたいな顔で、コースを食べ続ける俺。
そんなこんなでメインの肉を食べてる時だった、不意に振り返ると彼女が!
色んな意味で、とにかく嬉しくて怒るどころか
「心配したよ、どうしたの?」
テラ優しい俺、安堵感のオーラ出し杉の店内。
そして無言のまま椅子に忘れた携帯を握り締め、再びダッシュの彼女。
再び緊張感マックスハートの店内、そして近づくウェイター
「デザートは・・・どうしますか?」
小声だ、ザ・小声だ。
そりゃそうだ、デザートには事前に
バースデーケーキを頼んでおいたんだから・・・
いくら恥ずかしくてもコレは食えない
「無しの方向で」
また訳のワカラナイ言葉を発し、俺は席を立ったフラれた事より視線が痛い。
合計20000円にしてくれた店には感謝の言葉もないが、その優しさがまた痛い。
そんなこんなで1週間経ちましたが俺は元気です。