08/08/15 23:20:36
あれは忘れもしない18の夏、俺は野球部のエースとしてマウンドに立っていた。
俺の学校は順調に勝ち進み、地区決勝、最終回まで進む。
しかし、全試合を一人で投げ抜いた疲れからか制球が乱れ、気づいたら1死満塁塁になっていた。
1点差、バッターはプロ注目の5番。初球だった。打球は3塁線を抜けるかどうかのコース。
その時、スタンドで試合を見ていた親父の胸ポケットから強烈な光が。そう、三井住友金が真夏の太陽に反射したんだ。
すると、塁審が「打撃妨害」俺は驚いた。
その後、主審が近寄ってきて「あなたの親父さんねぇ、試合を邪魔する気?さっさと親子そろって退場して下さい」ってマウンド上で宣告。
相手の5番も近寄ってきて「親子そろって塚田と対戦した中国の糖分とその応援団の様なセコいマネするな」と抗議。
そのせいで、交代させられ結果はそのままサヨナラ負け。
更に「三井住友金(禁)止」なんてルールが出来た。
いやあ、全くどえらい目にあったカードだよ。