09/01/21 21:31:03 naYGXCwx0
例の弱火調理してみた。
鶏むね一枚、叩かず厚みのあるまま、予熱も弱火で10分じっくり。
薄く油ひいて鶏を皮からのせる、最初ジュっというも30杪もするとほぼ無音。
両面15分づつ、皮はいい色でかりかり、両面とも水分が溜まり煮たような仕上がりにはまったくならなかった。
ただ普段から肉類は塩をまったくなしで焼いて、食べるときにふるのでそのせいもあり特に水気が出ないのかもしれない。
あらためて思ったことは、テフロンの表面温度はほんと低いんだなぁということ。鉄は弱火でも十分蒸発しますね。
味の違い。
弱火では、肉の繊維がホロっとしてふっくらと仕上がる、表面近くも焼き締まることもなく柔らかい。
だが、ジューシーさはいまいち、けっしてパサパサはしないが切った断面に沁み出てこない。
(一番厚みのある部分はややピンクなので焼き過ぎてはいないと思います。)
わずかではあるけど、全体に鶏くささが抜けきらない。
個人的には、中強火で皮を5~6分、同じ火加減で返して3~4分、弱火にして8~10分といういつもの焼き方の方が好き。
全体的に香ばしく断面にしみ出してくる、デメリットは表面近くは少々焼き締まってしまう。コンロに脂がはねて汚れる。
弱火調理はほぼ脂がはねないというメリットもある。
ソースをかける系の料理には弱火のほうが合うかな、と思った。良い意味で使い分けられる違いがあって面白かった。