10/05/28 01:28:58
タバコの煙が怖い、トイレで食事する嫌煙学生が増加
大学の食堂で、一緒に食べる相手がいないことに恐怖を覚えトイレで食事をする、通称“便
所飯”。ネットなどで話題になり注目を集めた言葉だ。この春から新生活を迎えた学生の間
では、「(便所飯が)ほんとにいました」という驚きや「とりあえず便所飯はしてないよ」という安
堵の声などがさまざまにつづられ、意外に多くの学生が“ランチの相手”を気にしている様子
がうかがえる。
実際に便所飯をしているという人のつぶやきもある。「便所飯をはじめたのは、微妙な知り合
いに1人で昼食を食べてるところを見られるのがイヤだったから」「講義もひとりで受けたりし
た。便所飯もした。人と関わると辛い。でも関わらなくても辛い」と語る人や、なかには「誰の
目にもつかない自分だけの聖域。騒がしい食堂よりも静かな便所のほうが居心地がいい」と
いう人もいる。
便所飯をする学生は、1人でいるのが嫌というより1人でいる自分を見られるのが嫌なのであ
って、“友達もいないヤツ”と思われるのではと不安になるそう。しかし、中学高校に比べ束縛
の少ないはずのキャンパスでなぜそこまで人目を気にするのか、と疑問を述べるブロガーの
声もある。実際に1人でいることを悪く言われることはなく「はっきり言って『誰もお前のことな
んて気にしてないよ?』と言いたくなる」というブロガーの指摘が当を得ているだろう。
便所飯の風潮に「そんなんしてたら、おもろい人にはなられへんのとちゃいますやろか」とい
う人も。誰しもランチの相手を求めて大学の門をくぐった訳ではない上に、4年間は意外に短
い。本来やりたかったことにまい進して、学生生活を充実させてほしいものだ。
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