10/03/10 03:44:33
>>789
>5年前にそれは完全にストップしています。
これが間違ってるんだよね。
グリセリンは石油由来の方が安全かつ安価なので、ほとんど石油由来になってきてるのは事実だけど、
一部は化粧品等の用途に回収されています。
その筆者も気付いてないみたいだけど、どっちみち植物油からグリセリンを作るには石鹸製造と同じ工程になりますからw
さあ、こっからおいらのスレ違い知ったかぶりが始まるよ~
なんで化粧品は、わざわざ(僅かに)高コストの植物由来グリセリンを使っているかというと・・・イメージ。
イメージが全てw
多くの女性は無知....もといイメージに弱いので、「天然」とか「植物性」ってのがウリになるからです。
いまだに化粧品会社は「植物性グリセリンは保湿力が違う」なんて言ってたりします。
つか「植物性グリセリン」って言葉自体がインチキなんですがね・・・
一時期「椰子の実洗剤」というのが流行った時期がありました。
普通の洗剤より数割~数倍高いのに、飛ぶように売れてました。
でもねこれ、それまで普通に売られてた洗剤と同じなんです。
油脂は石油から合成するよりパーム油なんかを使った方が安いので、
それまでの洗剤もパーム油(油椰子の油)が原料だったんです。
それなのに某社が「椰子の実から作った洗剤、石鹸ですよ~」と宣伝したらバカ売れ。
自社ビルおっ建てて、最上階に豪華大浴場までこさえましたとさ。
まあ、美容・コスメ業界なんて須らくこんなモンです。
本当に安全で効果的な化粧品を作るのは簡単なんだけど、
売れるイメージのために、わざわざトラブルの原因となりそうな原料を使ってます。
んで、トラブルとならないように無茶な精製をしたり、トラブルを抑える薬剤をブレンドしてます。
そんなことしてるから、化粧品の原価はやたらと高くなっちまいます。
さらに、イメージを売らないといけませんから原価の数倍の広告宣伝費を投入します。
一万円で売ってる化粧品、同じ効果のものを科学的に”真面目に”作って売れば、
1000円で売っても儲けが出るんですハイ。