09/06/02 09:08:32 se4v3G970
>>632-633のつづき
やがて、私の短いトドのような足の射程に入ったところで、おもむろにマサノちゃんにシュートを決めます。
マサノちゃんは再び吹っ飛ばされ、バン!と壁に激突しました。
シャカシャカシャカっ!とツメが床を掻く音を響かせて、マサノちゃんは部屋の隅に逃げました。
ウウウウーーーーウウウウーーーーーーと、相変わらず咆哮も続いています。
私の一挙手一投足に実にセンシティヴに反応して、ウーーーーーー(低音)ウウウーーーーーー(高音)とトーンが変わり愉快です。
逃走路を塞ぐように腕を広げて近寄ると、凄い速さでキョロキョロして、私の左側からダッシュで逃げようとしました。
十分に予期していた経路で、サッと繰り出した左手でその尻尾を確保しました。
マサノちゃんは体をよじって私の手を引っ掻いてきましたが、ツメは虚しく軍手にめり込んだだけです。