08/10/09 18:05:39 GGICx+wI0
>>39-40のつづき
ひとまずビニール袋の口を開けて、子猫たちの様子を見ました。
父に首をひねられたのか、不自然な向きに首を曲げた子が1匹いて、その子はもう死んでいました。
他に4匹残っていて、救いを求めるようにこちらに前足を伸ばし、バランスを崩してずっこけたりしていました。
その袋を携えて、焼かれたK3のもとへ戻りました。
K3はさっきとほぼ同じ位置にいて、煤けた体で荒々しく息をしていました。
吐息の際には、たまにムーという鳴き声が混じることもありました。
近寄ると、肉の焼けるイヤなニオイが少し漂っていました。
もう元の元気な姿には戻れないだろうという直感がありました。