09/03/08 16:27:46 I4QapWTP0
★★ 第1.9章 ★★(>>394-395のつづき)
ニャオーン、ニャオーン、ニャオーンと、M1は鳴き続けました。
朝も夜も2匹一緒に過ごした、窓際で、廊下で。
いくら呼んでも帰ってきやしないのに。
ネコってやつは、まったくどこまでも頭が悪くてムカつきます。
私がベッドに入っても、聞こえよがしに物悲しく鳴くので、いい加減うんざりしました。
仕方なく、半ガレージにブチ込んでおいたQ1ちゃんを持ってきて、M1にあてがいました。
特に仲が良いわけではなかったペアなので、一緒にしてもすぐには打ち解けません。
が、ひとまずM1の孤独感が紛れてくれればOKでした。
よそよそしく互いを認めた2匹は、少しずつ接近し、ニオイを嗅ぎ合い、ゆっくりと親密になっていきました。