09/01/22 09:16:39 +hE9dG1e0
>>417-419のつづき(書いてて眠ってしまいそうですw)
夜は、満天の星空でした。
大きくてまん丸なお月様が丘の彼方に静やかに浮かび、柔らかな光線で草原を照らしました。
大地には日中の温もりがほのかに残り、寒さはありません。
夜行性の猫たちは、今こそが我らの時とばかりに、大いに駆け回り、はしゃぎました。
遊び疲れるとふかふかの草のベッドで休みました。
誰からともなく集まってきて、みんな一緒に猫団子で眠れば幸せもひとしおです。
寝相の悪い子がごろんと寝返りを打って、下敷きになった子がふがふがと這い出て、またむにゃむにゃと眠ります。
ふと、ある子が寝言で寂しそうに鳴きました。
大好きだった飼い主さんの夢でもみているのでしょうか?
そんな猫たちを見守りながら、お月様は丘の上から天空高く駆け上り、夜は次第に更けていきます。