08/12/27 13:09:55 6A0RWZvh0
>>329-331のつづき
心臓を鷲掴みされたかと疑うほどの衝撃で、全身にドクンと鼓動が走りました。
廊下に溜まった大量の水。
そこに散らばってグチャグチャに溶け込んだ、千切れたトイレットペーパーの無数の断片。
トイレのドアが大きく開かれていて、水はそこから流れ出していました。
混乱状態のままトイレに入ると、ウォシュレットが作動していて、虚空に向けてシャーっとぬるま湯が噴出していました。
操作盤の上にはF1ちゃんがいて、噴出している水に前脚を差し出して遊んでいるところでした。
溜まった水溜りの淵にはQ1ちゃんが小さく佇み、水浸しの床を眺めていました。
ダメだ…抑えなきゃ…、キレちゃ…ヤバい…
ドクドクと湧き上がってくる或る衝動に、私は全力で抗おうと努めました。