08/12/22 11:17:08 bCfZpyp20
>>304-305のつづき
子猫たちはまだ乳飲み子です。
K3が埋葬されて、すでに数時間経っていて、腹を空かせたチビたちはニイニイ鳴きじゃくっていました。
急がねばなりません。
私は急遽ATMで現金を引き出し、そのお金を握り締めて電車に飛び乗りました。
両親と暮らしていた当時の家から、父方の祖母の家のある村まで、特急と鈍行を乗り継いで約2時間半。
子猫たちの様子を案じながらさらにタクシーで20分走って、ようやくたどり着きました。
ちょうど祖母は在宅中でした。
慣れない遠出で軽く昂ぶった私の説明は的を射ませんでしたが、祖母は事情を察してくれました。
祖母は近所に猫を数匹飼っている家がいるから、そこでどうしたら良いか訊いてきてやる、と言い、
私の手から子猫たちを受け取りました。