09/09/04 16:50:52 gGpITY7T
それにしてもメーカーもユーザーも驚くほど無批判に「デジカメ」を受け入れた結果
既存の写真産業のほとんどは崩壊し、開発の主導的立場に有ったはずの既存カメラメーカーですら崩壊、
あるいは新参家電メーカーに脅かされる有様w
明らかに写真産業のパイを小さくした責任はいったい誰が取るのか?
一方でこれまで培ってきた写真文化を一転、陳腐で薄っぺらいものにならしめた責任は、
写真で「芸術」をやってきたはずの写真作家達に向けられるのが順当だろう。
彼らのあまりにも無責任な産業迎合主義は、まるで自分のしっぽに食らい付いた空腹の蛇のようだ。
むろん「弘法筆を選ばず」気取りのバカもいるのだろうが、結局のところ目くそ鼻くそなのは言うまでもない。
銀塩システムが仮に完全崩壊すれば、「芸術」をやってきたはずの写真作家達はいったいどうするのか?
もはや彼らは商業写真家と区別がつかなくなるのではないか?
それとも所詮はインチキ「芸術」の化けの皮が剥がれただけの事として自己納得して済ませるのだろうか?
それにしても銀塩システムの存続を声高に願う写真作家はいったい本当に居ないのだろうか?
その点だけがどうにも釈然としないのである。