09/06/22 07:55:04 pBLGRwZi
俺は小学5年の時、ずーーーーっと貯金を続けていたお年玉でF2アイレベルを買った。
目的は花の写真を撮りたかったから何だが、本当はキヤノンが欲しかった。
ただ、父が「カメラを買うならニコン以外は認めん」と言われたので仕方なく
F2アイレベルを買ったのはたしか65000円で一番安かったから。キヤノンならレンズまで買えたが
そこで貯金はつきた。大金持って小学生が買い物するんで、父兄同伴、そしたら
父がマイクロニッコールの55mmを買ってくれたコレだって35000円もした。
父曰く、ちゃんとしたカメラを買えば、写真の不出来をカメラの所為に出来ないたらだ。
ただ、その後俺は泣いたね。露出計が付いてないもんだから、フィルムの箱の裏に書いてある
目安表を頼りに写真を撮っていた。不思議な物で、はじめはダメダメ写真製造器だったが
1年使っていたらネガフィルムなら殆ど失敗なしの人間露出計になっていた(笑)
ただ、両親に感謝しているのは、買った日から中学卒業までフィルム代、プリント代は
全部親が出してくれた。最近、なんであんなに金がかかるのにお金出してくれたんだい?
と、年老いた母に聞いてみたら、情操教育とはお金がかかる物なのよ。と来た。
ほんま、両親には感謝している。