05/10/04 15:29:30 uyb4FSZv
安楽死の法制化は私も知っています。
自分は8月に父を亡くしました。
安楽死、尊厳死の問題も考えさせられました。
告知の問題もありますが、大事なのは本人がどうしてほしいか
なのではないでしょうか?そうなった場合、延命措置をしてほしいのか、
苦しんでも最後まで積極的な治療をしてほしいのか、安らかな尊厳死
を望むのか?自身の最後は自身で決めるのが理想だと思います。
しかし父があと一週間と医師から告知された時、とてもじゃないけど
我々には本人に告げることは出来ませんでした。
父は入院してベッドに横たわることなく、ベッドの上であぐらをかき両拳を握り締め
「俺は死ねないんだ」、「死ぬわけには行かないんだ」と体を震せながら2日間
ベッドに横になることなくがんばり通しました。
武道家でもあった父らしい立派な最後でした。
その後出来るだけ苦しまないように
と言う事でモルヒネを打ってもらいました。それから父はこん睡状態となり
最後まで話す事はできませんでした。医師から余命を告知されても
当時を振り返るともしかしたら奇跡が起こるかもしれないと思う気持ちでいっぱい
でした。