10/07/15 00:25:43 BE:139949344-PLT(13333) 株主優待
わたくしﾊﾟｲﾛｯﾄのﾌﾘｸｼｮﾝとゆうﾎﾞｰﾙﾍﾟﾝを好んで使ってます。ｺｲﾂはこすると消せる
式の比較的最近のﾍﾟﾝで、安いうえに書き心地もよくてなかなか重宝です。
本日、炎天下を汗ﾀﾞｸになって歩き回り「お仕事くらさい」と営業まわりをした
後、露天の駐車場に数時間停めてあった車のｴﾝｼﾞﾝをかけ、ぶわーっとｴｱｺﾝを最大
出力にして「ｱﾁ、ｱﾁ」などと独り言を言いながら、ﾊﾝﾄﾞﾙの向こうに放り出して
あった手帳とﾍﾟﾝを取り、ﾒﾓをとろうとして驚いた。手帳は4月からこっち、書いた
ものが全て消えてしまい、買ったまんまの新品みたいに真っ白けです。驚いたの
なんのって、あんまり驚いたので何をﾒﾓろうと思ったのか、それすら忘れてしまい、
頭の中も手帳の紙のように真っ白になってしまった。
で、ふとﾍﾟﾝを見ると、これは軸が透明でｲﾝｷの残量が見えるやつなんですが、あんな
に沢山残ってたはずのｲﾝｷが無い。いやよく見ると無いんじゃない、透明な液が、
本来黒いｲﾝｷのあるべき部分を当たり前のような顔をして独占している。ははあ…
と思い、真っ白になった手帳にそのﾍﾟﾝで字を書くと…やっぱり透明だ。なにも
書けない。当たり前ですが。
どうやら、擦ると消えるｼｶｹは、「摩擦熱で透明になるｲﾝｷ」にあるらしい。人に
聞くと、「そうだよ。知らなかったの?」と皆が言う。「だから売れないんじゃん、
熱くなると消えちゃうんだから。」とも言われた。知らないのはわたくしだけ。
ああそろそろわたくしも、明日からは紙とﾍﾟﾝを捨てて、携帯電話にﾒﾓをとろうかしら。
…しかし、一度消えた文字を戻すほうほうはないのだろうか。
「ふっかつのじゅもん」を全部書いてみようかしら。