10/02/04 21:21:19
貧乏国家公務員だった30歳の父は、当時、九州の田舎で勤務していて
東京オリンピックみたさに、おもいきってはじめてテレビを買ったらしい。
その田舎ではテレビのある家がめずらしかったらしく、近所の老人の方々が
気楽にテレビを見に来て、我が社宅は公民館状態になっていたのをうっすら覚えてる。
まだ25歳だった若奥様の母は、おひつみたいな入れ物に湯呑みを沢山いれて、
やかんにお茶を用意してたらしい。しょっちゅういろいろな人がやってきて
家で作ったおはぎとか持ってきてくれて、子供心に、なんだかにぎやかで
うれしかったような記憶がある。 古きよき昭和30年代。。