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お前らの高齢出産にともなうリスクとして、染色体異常児が生まれやすいことが知られていますが、染色体異常の代表的なものが、ダウン症です。正確には、ダウン症候群といいますが、原因として考えられているのは、加齢による卵子のダメージです。
ダウン症の子供は、かつては短命のことが多かったのですが、現在、平均寿命は確実に延びています。
ダウン症の子供は、ダウン症特有の顔つきをしていて、心疾患などの合併症をともなうケースも多く見られます。
また、ダウン症の子供は、運動能力や知能に発育の後れが見られます。
よく知られているように、そもそも女性は、胎児の時から、卵巣内に、原始卵胞と呼ばれる卵子のもとになるものを持っています。
つまり、「卵の卵」をすでに持っているわけです。その数、50万個ほど!!!驚くべき数です。
さて、女性が大人になるにつれて、この原始卵胞が成熟し、いわゆる「卵子」となります。
そして、毎月1回、卵巣から排出され、受精に備えることになります。
このように、卵子というのは、その都度新たに作り出される性質のものではなく、常に女性の体のなかにあるのであり、年月が経つにしたがって、劣化していくのです。
劣化した卵子では、受精しても、細胞分裂がうまくいかなくなったり、染色体の数に異常が出たりして、その結果、流産になったりします。
あくまでも一般的な傾向ですが、高齢出産をする女性は、卵子が劣化している確率が高くなり、それにともなうトラブルが起きやすくなる点は、よく頭に入れておく必要がある。