09/04/30 22:16:25
1995年7月、窃盗の疑いで西成区在住のK(当時54歳)が逮捕。
彼の指紋が1988年6月に奈良県で遺体が発見された殺人事件の犯人から
警察に送られてきた挑戦状から検出された指紋と一致。
Kは迷宮入りとなっていた5人の殺人事件を自供。
1987年1月、住吉区で9歳の少女を、いたずら目的で自宅アパートに連れ込む。
いたずらをしようとするが騒がれたため絞殺。豊能町に遺体を遺棄。
殺害後、家族に身代金を要求する電話をかけている。
1988年5月、家出中の46歳の主婦とスタンドバーで意気投合、
自宅アパートに連れ込み絞殺。
遺体をバラバラにして兵庫県神戸市の雑木林に遺棄。
同年6月、通天閣で知り合った19歳の女性を自宅アパートに連れ込み、関係を持つ。
小遣い代わりに1万円を渡すも、相手が金額に文句を言ったことで逆上したKは彼女を絞殺。
遺体をバラバラにして奈良県の竹林に遺棄。
グリコ・森永事件の「かい人21面相」を真似て、警察に挑戦状を送りつけた。
1993年7月、近所で45歳のホステスを自宅アパートに連れ込み、
関係を持とうとするも金の交渉を持ち出され、
彼女に貢いでいたKは逆上して絞殺。
遺体をバラバラにして豊能町に遺棄。
1994年3月、大阪市中央区在住の38歳の女性を自宅アパートに連れ込み、
関係を持ったが、金の交渉がこじれたため絞殺。
遺体をバラバラにして箕面市の山林に遺棄。
Kは盗品の洋服を破格の値段で販売していて、女性はなじみの客という関係だった。
愛媛県で生まれ育ったKは妻と死別後、西成区に移り、盗品を飲食業の女性たちに
破格の値段で販売して生計を立てていた。
太った体と愛嬌があり、女性客から「Kちゃん」と親しみを込めて呼ばれるほど人気があった。
しかし金を払うとなると、札束を見せびらかして羽振り良さそうに見せるものの、
会計は非常に細かい上に、ささいなことで激情しやすく、
普段の「Kちゃん」の愛嬌はみじんもなかった。
殺人はいずれも通りすがりの女児や女性や、さほど親しくない女性に、
「Kちゃん」愛嬌をふりまき安心させ、己の性欲を満たす目的で自宅に連れ込み、
ささいなトラブルから逆上して殺害。
遺体を遺棄する際、運搬しやすいようにバラバラにしていたことを自供。
その供述を裏付けるかのように、
殺害した中で唯一、女児のみバラバラにされていなかった。
265:名無しさん@お腹いっぱい。
09/04/30 22:25:47
1957年(昭和32年)4月2日の夜、
東京都中野区在住のプロレスラーであった清美川梅之の長男[1](12歳)が
銭湯に行ったまま帰らず、その2日後、同区内に住む離婚した母親のところに次のような脅迫状が届く。
子どもを戻してもらいたかったら、午後4時までに東上線鶴ヶ島駅へ115万持って来い
母親はすぐに警察に通報。脅迫状の指示通りの金を用意して鶴ヶ島駅に出向き、
周囲には刑事が見張っていたが、長男も犯人も現れなかった。
やがて長男の同級生から、銭湯から長男が25歳前後の男性と一緒に出て行くのを目撃した証言が得られたが、
容疑者の特定には至らず。
同月9日、都内の精神病院Sから警察に、入院患者であったHK(当時26歳)の自宅(中野区)に
バラバラにされてホルマリン漬けにされた遺体があると通報。
警察がHKの自宅に駆けつけてみると、
遺体は行方不明の長男であることが判明。HKは逮捕された。
HKは犯行以前から、銭湯やそろばん塾の帰りの少年を言葉巧みに誘い、
わいせつな行為を行ったり、暴力を振るっていたりしていた。
又、飼いネコを殺してバラバラにして食すこともあった。
4月1日、清美川梅之の長男を見かけて接近、当日の日記に理想の少年に出会ったと書いていた。
翌日の2日、執拗に銭湯で長男を家に誘い、家人を銭湯に追い出す。
自宅に二人きりとなり、HKは長男の服を脱がそうとするが、相手が拒否したため、殴って殺した。
長男殺害後、HKは遺体を2晩がかりで刃物でバラバラにすると、
大型の金魚鉢など4つの容器にホルマリン漬けにして密閉して保存。
精神病院Sに入院するまで、毎晩、それらを取り出して眺めていた。
HKは精神鑑定を受けたが、責任能力が認められた。
1958年7月、懲役10年の判決を受け、控訴せず服役した。
266:名無しさん@お腹いっぱい。
09/04/30 22:34:38
平成元年3/29
練馬少年鑑別所で綾瀬警察署捜査官が元年11/08に強姦窃盗などにより
少年鑑別所に送られた少年Aを取り調べた際、担当の刑事がなにげなく言った
「お前、人を殺しちゃ駄目じゃないか」という言葉に、
他の3人が自供したと勘違い。
担当官は当初の目的であった余罪の窃盗に関する調書を取ることなく、
半信半疑のまま、自供内容をたよりに、
東京江東区若洲15号地海浜公園整備工場現場空き地へと向かった。
現場にはひとつだけドラム缶が転がっていた。
ドラム缶に詰められたコンクリの隙間から腐臭がしており、
警察は305kgあるドラム缶をクレーンでつりあげ署に持ち帰った。
267:名無しさん@お腹いっぱい。
09/04/30 22:36:38
翌日の午後、警察署内でコンクリートを解体。
中にはボストンバックに詰められ、掛け布団2枚にくるまれた女性の死体が入っていた。
死後2ヶ月以上経過、腐敗が進行しており状態は悪かった。
皮下脂肪の厚さは通常の6割程度で栄養失調状態。
全身に殴打による浮腫(リンパ液が多量にたまり腫れ上がった状態)があり、
死因は外傷性ショックまたは胃の内容物を吐いたことによる窒息死とされた。
顔面が陥没・変形していたため、外見からの確認は困難だったが、
指紋や歯などの照合から、11/25夜アルバイト先からの帰宅途中で行方不明になった
埼玉県三郷市高州1丁目の県立八潮南高校3年生の少女(17)であることが確認。
八潮市内のアルバイト先に行ったまま帰宅しないと吉川署に捜索願を出していた両親は、
無事に帰ってくることを心待ちにし、父親は仕事を休んで行方を探していた。
268:名無しさん@お腹いっぱい。
09/04/30 22:38:05
そういえば、東山ユースホステルには若いころお世話になったよなあと遠い目をするゴルゴ