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こういう議論はどうだろう。７０年代や８０年代、女は傲慢すぎた。
女性獲得競争に参入してきた男に対して、ハードルを上げ、
「あたしをゲットしたかったら、もっと努力しな。こぎれいな恰好をして、
勉強や仕事に励み、誠心誠意頼みに来な」みたいな。女から要求される
通りに努力して、恋愛市場に参入した男もいたが、一方で、
「・・・・いいよ、それじゃあ。・・・」といってシラけ、恋愛市場から
撤退してフーゾクやＡＶ(ポルノ)にひたりはじめた男たちもいた。
それも少数派でなく、何万人、何十万人にもなった。そこに、ぼう大な
ビジネス上の「需要」、ビジネスチャンスが生まれた。
９０年代後半以降、フーゾクやＡＶのレヴェルは、産業としての成熟、
企業努力によって、全世界を驚かせるほどになり、男たちの多くは、
それでけっこう満足してしまった。あせり始めたのは女だ。
女性獲得競争から撤退してＡＶやフーゾクにひたる男たちが多くなり、
婚期を逃す女が続出したのだ。いまさらハードルを下げても遅い。
女が一人でやっていくことは今でも結構困難。真面目そうな男を
ゲット出来なければ、悲惨に年老いていくだけ。日に日に若さを
失っていく３０代や４０代の毒身女たち。さあ、どうする？