09/09/06 12:59:27 vJxgdvV0
>>85
正しいが、それはもう不可能だと思う。
理由は二つ。財界の介入を許したことと、日本は国民から愛される価値を維持できないから。
一つめの不可能な原因は小泉政権が許した政治への財界の介入。
全ての政治家が、その甘い汁を忘れることなんか不可能だよ。
実際、今回の国民による民主党の選択は間違いではなかったと思う。
なぜなら、これもまた小泉政権によるものだが、自民党と民主党以外を選ぶことが
不可能な選挙形態があり、そこで国民にとって自民党を選ぶことは、財界に殺される
ことを選ぶのと同じ。派遣法もそうだったし、ホワイトカラーエグゼンプションもそう。
だから、国民は民主党を選ぶしかなかった。
加えてもう一つが、国民の愛国心の問題。
愛国心というのは、実は日本人を愛することに端を発している。
でも、小泉自民党はそれを国民を蔑むことに使った。ニートや無職者は日本を食い物に
すると蔑んだ。低収入で苦しむ人間を無能な人間として、自己責任であるとして蔑んだ。
そもそもの原因は、ネオリベラリズムであり、それを受け入れさせた原因は、
行き過ぎた個人主義の台頭に端を発している。
しかし、それを直すことなど不可能。日本人を愛しましょうと、どうやって子供たちに教える?
たとえば、これから氷河期世代の全ての苦しみは氷河期世代の自己責任として、
見殺しにするしかないと思う。これまで、氷河期世代を犠牲にして、財界や政治家は
私腹を肥やした。その結果、氷河期世代にとって、結婚は贅沢、子供は贅沢となった。
これによりさらに状況が悪化した。未来の暗黒は、氷河期以降の世代に明らかとなった。
10年後、20年後は老齢化した氷河期世代を「無能なくせに日本にのさばり、税金を掠め
取ろうとする腐った世代」として、見殺しにするしか道がないのだと思う。
子供たちは、氷河期世代の血にまみれながら、日本人を愛することを
覚えること覚えるのだろうか。それとも、個人主義を受け入れるのだろうか?