10/07/05 21:58:47 JfFmMuNT0
長寿国とビタミンB17
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フンザ王国に、初めて乗りこんだ医学チームの調査団長は、イギリスの内科・外科医ロパート・マッカリソン博士であった。
1972年マッカリソン博士はインドの栄養科学研究所の部長に任命され、
仕事の一部として「アルピノネズミに関する実験」を行ったが、
その目的はフンザ王国と他国の食物の栄養効果の違いを検討することであった。
博士は何千匹ものネズミを使って、誕生から人間の50歳に相当する27カ月までを詳しく観察した。
「フンザ食」を摂取したネズミの解剖結果によると、
27ヵ月の間に病例は皆無で、わずか2、3匹が不膚の死をとけた以外は、年をとっても老化の自然死は発見されなかった。
このネズミの実験からみた限りでは、臨床的にも、解剖の結果をまとめた判断でも、まったく病気とは無縁であった。
「インド食」と「パキスタン食]を与えた2000匹のネズミを観察したところ、
すぐに眼病、潰瘍、ハレモノ、虫歯、脊椎攣曲、脱毛、貧血症、皮膚病、心臓衰弱、腎臓衰弱、腺病質、
その他、いろいろな胃腸病を引き起こしていた。
「イギリスの下層階級食」を与えてみた。
これには白パン、マーガリン、甘味料添加の紅茶、煮つけ野菜、雉づめ肉、さらに、ちょっと値段の高いジャムとゼリー
(これらは、アメリカ人の食事とも大差がない)などを献立てにした。
実験の結果、ネズミはあらゆる慢性代謝病にかかったばかりか、神経痛でまいってしまった。
ネズミは神経質になり、仲間を咬むようになった。
たがいに気むずかしく、実験16日目には、とうとう仲間のネズミを食い殺しはじめた。
この実験からも分かるように、フンザ王国では発生しないが、
西洋化社会の諸国で癌のような慢性代謝病の発生に悩まされるのは、別に不思議なことではないと考えられる。