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ヒトの食性は植物食(澱粉食)にあり 宮崎大学教育学部 島田彰夫教授
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・唾液アミラーゼ活性
ヒトの食性で最も特徴的なのは
唾液に含まれている澱粉を消化する酵素「アミラーゼ」の活性が高いということです(図1)。
唾液アミラーゼ活性が高いのはヒト、ブタ、ネズミなど限られた動物で、
肉食動物はゼロ、植物食の動物でも牛になると非常に低く、馬は分泌されません。
ですから、唾液アミラーゼ活性が高いという特徴は、ヒトにとって澱粉食が非常に重要であることを示しています。
さらにヒトのアミラーゼは膵臓からも分泌され、澱粉を2段構えで分解する機能をもっていることからも、
ヒトにおいて澱粉がいかに重要であるかが分かります。
・島田 ゴリラは殆ど植物しか食べてない、
チンパンジーは肉をごくたまに食べますが年に数回くらいで、それは彼等にとって、
人間が年に数回お祭の日に御馳走を食べたのと同じようなものなのではないかと思えます。
霊長類の進化をみると、食べ物がだんだん植物化してきていることがみられます。
下等なサルほど動物食になる(図6)。
ですから、この系統にきた進化は動物食から植物食に変わる進化だと考えています。
霊長類の一番上に位置しているのがヒトならば、人間は100%植物食でないとおかしいと考えています。