10/06/09 20:25:12 xfRRwUUv0
>>925
トンデモですね。
まず余りにも基本的な知識不足です。
脳はブドウ糖も利用しますが、脂肪酸の代謝産物のケトン体もなんぼでも利用します。
このことは生理学的な事実で、医学の教科書の「ガイトン臨床生理学」や「ハーパー生化学」にも記載してあります。
「脳はブドウ糖だけでなくケトン体も利用する」という生理学的事実をご存じないのは、如何なものかと思います。
カナダのオーエンス博士は、断食中に脳が何をエネルギー源として使うのか?という点について研究を行いました。
その結果、使用するエネルギーは、ケトン体のβ・ヒドロキシ酪酸が50%で、
ブドウ糖が30%、αーアミノ窒素とアセト酪酸がそれぞれ10%ずつであったと報告しています。
つまりブドウ糖を使うのはわずか30%にすぎず、50%はケトン体のβーヒドロキシ酪酸を使うことです。
ですから、朝食を抜いても、脳のエネルギーは不足しないのです。
現代医学や現代栄養学の朝食必要論を説いている専門家たちは、
オーエンス博士のこの研究報告を知らないのか、
あるいは知っていても無視しているのでしょう。
『朝食を抜くと病気は治る』という本には、肩こり、便秘、頭痛、冷え性、老眼、近視、
立ちくらみ、動悸、むくみ、めまい、生理痛、アトピー性皮膚炎、脱毛、花粉症、不整脈が、
朝食抜きの1日2食で驚くほどよくなっている患者247名のデータが掲載されています。
カナダのブラウン博士が1971年に、朝はモチリンというホルモンの分泌がさかんになることを発見しました。
モチリンの分泌がさかんになると、排泄能力が高まります。
ところがこのモチリンは食事を食べると分泌量がへります。
だからモチリンの分泌が増える朝は、食事をとらないのが、正しい選択ということです。
「朝食は絶対に欠かさないことが第一条件」などというのは机上の空論に過ぎません。