10/05/10 21:02:39 d2ZtHi7x0
>>519
プロテアーゼインヒビターなら、ペプシンやトリプシンにも負けないかもしれんが・・・
そうでない酵素、すなわちタンパク質が、原型を留めていられますかね?
タンパク質は一度変性したら戻りませんしね。
ナチュハイの人やローフーディストが「胃の噴門部で食物酵素が働く!(キリッ」とか
言ってるのはよく知ってますが。
牛の胃袋は、部位がちゃんと分かれていて、そこに草を貯めておけるシステム。
そこで「住み着いている微生物によって」セルロースを発酵分解させている。
なぜ牛が微生物を使ってる部分を自己消化に置き換えるのやら。
対して、人間の胃で、噴門部に食物がある時間が、どの程度あるんですか?
人間の胃袋は、噴門から食物が入ってくると、下方に膨らんだ大彎部に食物が
貯まっていくものだったと記憶しておりますが。
で、仮に噴門部でまとまった時間滞留したとしても、「ミキサーにかけた植物が自己消化するか?」
と考えたら、「食物酵素」の働きなんてのは、意味があるほどのものでは有り得んでしょう。
腸内細菌なら、βデンプンやセルロースの分解に関与してきますがね。
「生菜食が体に良い」のは多くの臨床例が実証している。が、その理由は食物酵素などでは有り得ない。
それはまだ説明のつかない範囲の話。だから甲田先生はもし分かればノーベル賞ものだと言ったんだと思いますが。