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同じアルコールでもワインは痛風リスクに関連しない-。そんな意外なデータが盛り込まれた「高尿酸血症・
痛風の治療ガイドライン」の改訂版(第2版)を日本痛風・核酸代謝学会が編集、8年ぶりに発行された。
新たに加わったもので目を引くのは、海外で報告されたさまざまな痛風リスクの大規模調査の結果。
すでに痛風予備軍(高尿酸血症)の人も大いに参考になりそうだ。
「肉類、魚介類は摂取が多いとリスクが約1.5倍に増える。一方、野菜はプリン体が多くても関係しない。
つまりバランスよく食べるのが大事。乳製品は多いと0.6倍とリスクを下げます」
アルコールは肝臓での尿酸の生産を促進させるので1日の摂取量が増えるほど、きれいに右肩上がりで
リスクは高まる。しかし、種類別でみると、ワインの場合のリスクは増えもせず減りもせず、関係は
認められていない。
【コーヒー6杯で半減】
どんな因果関係があるのか示されていないが、面白いのはコーヒーを多く飲む人ほど発症リスクが
減るというデータだ。
「1日に1杯未満では変わらないが、4-5杯飲む集団では0.6倍、6杯以上飲む集団では0.4倍と
リスクが低くなる結果が出ている」(長瀬院長)。また、コーヒーといえばカフェインだが、カフェイン抜きでも
リスクは低かったという。
痛風リスクの「増える↑」「減る↓」
肉類や魚介類の摂取が多いと増える
乳製品の摂取が多いと減る
アルコールの1日の摂取量が多いほど増える
ワインは飲んでも増えない
コーヒーを飲む杯数(1日)が多いほど減る(とくに4杯以上)
砂糖入りソフトドリンクを週に5-6回以上飲むと増える
BMI値(肥満指数)が高いと増える
適度な運動をすると減る
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