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線維筋痛症(FMS)は,発症と経過において身体・心理・社会・実存的要因が絡み患者の生き様が関係したとう痛性難治性疾患である。
今回,58歳の男性のFMS症例に薬物療法に加え,温泉療法施行中に森田療法的アプローチを行い,QOL並びに尿17-KS-Sと17-OHCSでS/OH比を用い評価した。
温泉療法では,2日目に湯あたり現象(全身倦怠感)が出現した。2週目頃よりとう痛が消失し始め3週目を過ぎた時に温泉療法を終了した。
1週間自宅で過ごした後職場復帰した。温泉療法によりリラクセーションが図られ,FMSは改善した。温泉療法終了後1年経過したが再発や憎悪なく良好であると述べた