09/09/18 15:32:42 A46QKE/2O
>>294
痔瘻は、尻穴から少し入った直腸に小さな穴(原発口)が開いてそこに入り込んだ雑菌とかのせいで穴が細く長く伸びトンネルのようなもの(瘻管)をが形成され、別の所(噴出口って言うのかな)から瘻管の中に溜まった膿や血が出てくるというもの。
ゴムを用いたシートン法というのは、原発口と噴出口を結ぶ瘻管の中にゴムを通して、その両端を束ねるという術式。だからシートン法で治療した患者の尻穴付近にはゴムの結び目が見られる。
この結ばれたゴムが、患者が歩く若しくは寝返りをうつといった負荷のかかる行動を取ることで瘻管から表面に向かっての肉を少しずつ切り裂いて行く。
この行程がゆっくりであるために、切れた部分は自然にくっつきながらゴムが表面に向かっていき、自然に取れる頃には瘻管もゴムの通り道も元通りの健康体に戻る訳だ。これがシートン法。
長文失礼