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【病院へ】不正出血part.4【行こう】 - 暇つぶし2ch6:病弱名無しさん
09/08/23 21:05:10 CvOzdpV80
【基礎体温について】
ホルモンの乱れを原因とする機能性不正出血の場合、基礎体温表が原因の推定に役立つことがあります。
婦人科でも、診察の結果 器質的な出血原因が見つからなければ 基礎体温をつけて経過観察するよう
指導されることも多く、慢性なら予め2~3周期分の基礎体温表を用意して受診すると診断がスムーズです。
(※※必須ではないので、異常を感じるなら 基礎体温のデータが無くても先に受診してください。※※)

・基礎体温とは、体温を変動させる因子が最も少ない安静状態で測定した体温のことです。
 具体的には、朝 目覚めたら布団に寝たまま婦人体温計を舌の下に当ててくわえ、検温します。
・正常な生理周期がある女性では、生理開始からしばらくの間 低温期が続き、
 排卵を境に0.3~0.5℃程度上昇して約2週間の高温期に入り、次の生理とともに再び下降します。
・基礎体温は基礎体温計(婦人体温計)で測りましょう。普通の体温計では目盛りが大雑把すぎます。
 (基礎体温は0.01℃刻みの微妙な体温の高低を見るものなので、それが測れない体温計は×です。)
・最低でも4~6時間以上の睡眠の後でないと正確な数値が出ません。徹夜で起きている最中に測るのは×。
 普段と起床時間帯が異なったり風邪等の日は備考欄にメモし、測り忘れの日はそのまま1マスとばします。
 あまり日々の動きの細部にとらわれず、グラフ全体としての傾向をつかんでください。
・始めて間もないときは測り方の不慣れなどから数値が安定しないことも多く、
 最低2~3周期続けてからでないと低温期・高温期を見極めるのは難しいです。
 低温期・高温期は相対的な落差から判断するものであり、絶対値が○℃というだけでは分かりません。
 個人差や季節などによって高温期に入ったといえる絶対値は変わってきます。
 
参考
・基礎体温の知識
URLリンク(www.terumo-womens-health.jp)
・基礎体温表作成・管理ができる
URLリンク(www.yaoi.org)
URLリンク(www.webstyle.ne.jp)

7:病弱名無しさん
09/08/23 21:07:25 CvOzdpV80
【基礎体温から推測される不正出血の原因】
・きちんと低温期・高温期の二相性に分かれたグラフ
  ⇒高温期に入る端境期での出血は、排卵出血の可能性があります。→>>5
・高温期がなく低温期のみの平坦な一相性のグラフ
・ギザギザが大きく明確な高温期が読み取れないグラフ
  ⇒無排卵に陥っていると思われます。
    無排卵になると、無月経になったり長期間生理が遅れる稀発月経になったりするほか、
    短い周期で頻発月経を繰り返す場合があります。また、ホルモン・サイクルの区切りがはっきりしないため
    少量の生理がなかなか終わらなかったり、長期間だらだら続く不正出血を起こすこともあります。
    明確な高温期がなく、なおかつギザギザも大きいグラフは、測り方が悪く正確な値でないか
    無排卵に加えて自律神経の体温調節機能も乱れている可能性があります。
    (ただし、もともと基礎体温が天候や室内温に影響されやすい体質の人もいます。)
・高温期が短い(10日未満)
・高温期の途中でガクンと下がってしまう谷間がある
・高温期の上がり始めが鈍く日数がかかったり、生理のだいぶ前から下がり始めたりする
・高温期と低温期の差が小さい(0.3℃未満)
  ⇒黄体機能不全の疑いがあります。
    低温期の日数は生理周期の長さによって個人差がありますが、
    高温期すなわち排卵~次の生理までの日数はほぼ正確に14日(±2日)です。
    高温期がしっかり持続していないのは、子宮内膜を成熟・維持する黄体ホルモンの分泌が不十分
    な表れで、途中で子宮内膜の一部が剥落して不正出血したり頻発月経を起こす可能性があります。
・高温期が長く続いている(18日以上)
  ⇒その周期内に性交を持った人は、妊娠している可能性があります。
    着床出血、流産の兆候、子宮外妊娠など、妊娠に伴う不正出血が考えられます。
    心当たりのある人は、妊娠検査薬で確かめてみてください。
  ⇒炎症などによる発熱の可能性があります。
    風邪や身体の怪我など他の要因のほか、子宮や膣にできた傷・感染症が原因で発熱し
    基礎体温の数値がブレている場合があります。

8:病弱名無しさん
09/08/23 21:10:04 CvOzdpV80
【子宮がん検査について】
不正出血があり子宮がんが心配だけど、どんな検査をするの?という人の参考に。
子宮がんは、大きく分けて子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。

●子宮頸がん
・膣と子宮をつなぐ管の部分にできる癌です。
・会社や自治体で行う子宮がん検診は、たいていこの子宮頸がんです。
 何かの症状で婦人科を受診した際、内診のついでに検査することも多いです。
・膣の奥にある子宮頸部を綿棒やへラのようなもので軽くこすって細胞を採取します。
・検査に痛みはほとんどありません(性交未経験者などは痛みを感じる場合も)。

●子宮体がん
・子宮本体の胎児が育つ場所にできる癌です。
・子宮がん検診でも、自分から特に希望しなければ行われないことも多いです。
 通常は、婦人科を初受診したような若い女性に理由もなく行うことはありません。
・膣から子宮頸管を通って子宮内部までチューブや小さなブラシ状のものを挿入し、
 細胞を吸引したり丁寧にこすり取ったりして採取します。
・奥まで器具を挿入するため、ちょっとズキッ~激痛(個人差あり)の痛みを伴います。
 痛みが不安であれば、検査の約30分~1時間前に生理痛薬を飲んでおくと、ある程度は軽減。
 検査後、数日間は生理痛のような痛みや出血が残ることもあります。

検査の詳細や経験談は、>>4の関連スレもご参照ください。


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