09/07/27 07:07:37 u6h/Q+xC0
【基礎体温から推測される生理不順の原因】
・きちんと低温期・高温期(約2週間)の二相性に分かれたグラフ
⇒ひとまず、排卵後の黄体期には問題ありません。 排卵のタイミング等の問題の可能性が。
・高温期がなく低温期のみの平坦な一相性のグラフ
・ギザギザが大きく明確な高温期が読み取れないグラフ
⇒無排卵に陥っていると思われます。
無排卵になると、無月経になったり長期間 生理が遅れる稀発月経になったりするほか、
逆に短い周期で頻発月経を繰り返す場合もあります。また、不正出血を起こすこともあります。
明確な高温期がなく、なおかつギザギザも大きいグラフは、測り方が悪く正確な値でないか
無排卵に加えて自律神経の体温調節機能も乱れている可能性があります。
(ただし、もともと基礎体温が天候や室内温に影響されやすい体質の人もいます。)
・高温期が短い(10日未満)
・高温期の途中でガクンと下がってしまう谷間がある
・高温期の上がり始めが鈍く日数がかかったり、生理のだいぶ前から下がり始めたりする
・高温期と低温期の差が小さい(0.3℃未満)
⇒黄体機能不全の疑いがあります。
低温期の日数は生理周期の長さによって個人差がありますが、
高温期すなわち排卵~次の生理までの日数はほぼ正確に14日(±2日)です。
高温期がしっかり持続していないのは、子宮内膜を成熟・維持する黄体ホルモンの分泌が不十分
な表れで、頻発月経を起こしたり着床不能による不妊の原因になったりする可能性があります。
・高温期が長く続いている(18日以上)
⇒その周期内に性交を持った人は、妊娠している可能性があります。
心当たりのある人は、まず適切な時期に妊娠検査薬で確かめてみてください。
⇒持続黄体依存症の可能性があります。
原因不明でなぜか普通より黄体の寿命が伸び、なかなか生理が始まらない現象です。
⇒微熱などで基礎体温の数値がブレた可能性があります。
風邪などの病気、外傷・カブレによる炎症熱、室温や寝具の変化、単純な測定ミス等。