09/06/18 10:17:32 tBb5JAgQ0
治験薬というのは何段階かに別れていて
参加者ごとに吸入する量が変えられています。
これは個人の適量を測るサンプルにするためですが、
実は4分の1の確率で効果0の薬も含まれているのです。
いわゆるプラセボ、偽薬効果を検証するためですが、
このロシアンルーレットに当たった人は、
一月近く、何の効果もない薬を吸い続けることになります。
当然、症状が悪化する可能性があるので
メプチンは常備するように言われています。
最悪の場合、治験中止して治療優先となります。
そして、その効果0の偽薬が誰に当たったかは、
治験者本人だけではなく担当医にも知らされません。
製薬会社のみぞ知るというわけで
まぁ、投与される人間が知っていたのでは
プラセボの実験になりませんから、
医師の態度からばれることもあるので、
医師にも偽薬かどうかは知らされないのです。
なんか不安に思う反面、なんかこのシステム自体が
漫画や小説の思考ゲームみたいで興味深いです。